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ガチャマシンもキャッシュレスの時代へ! 大人でもワクワクできるガチャを電… -ライブドア

ガチャマシンもキャッシュレスの時代へ! 大人でもワクワクできるガチャを電子決済で


筆者は家人と電車で出かけることはほとんどないが、たまたま先日その機会があった。
その際のことだった。
駅構内で筆者がお手洗いに行ったスキを見て、家人がガチャをやろうとしていた。
ところが、家人は500円玉を握りしめてオロオロしているのだ。

どうしたのかと思ったら、
お金を入れる場所が見つからずに探している様子。
よくよく見てみると、家人がやろうとしているガチャマシンは電子決済のみに対応したモデルだったのだ。


電子決済にのみ対応

筆者は、大昔からあるガチャ(カプセルトイ)マシンが電子決済対応になっていることに驚きを隠せなかった。
どうやら最近のガチャマシンにも電子決済の波が到来しているようなのだ。

調べてみると、
以下の3社は電子決済対応のガチャマシンを提供していた。

・バンダイ 「スマートガシャポン」
・イオンファンタジー 「かぷえぼ」
・ソニックジャム 「ピピットガチャ」

メーカーによってQRコード決済や交通系など、対応する決済方法は異なるが、いずれも現金には対応していないのだ。

我々が遭遇した電子決済対応のガチャマシンは、
バンダイの「スマートガシャポン」だった。
5台のガチャに対して1台の決済マシンが設置されていた。

とりあえず利用してみることにした。
初の電子決済ガチャ(カプセルトイ)マシン体験だ。


まずは5台の中から購入したい商品台を選ぶ


購入方法を選ぶ。ここでは「交通系電子マネー」をタッチ


この画面にICカードやスマートフォンをタッチする


決済後、ハンドルを回すとカプセルが出てくる

最近ようやく電子マネーを使い始めた家人は、
電車に乗るため以外に使うのは初めてとのこと。恐る恐る、一画面一画面をきっちり確認しながら購入していた。
どうやら家人は、ガチャのスーパーカブがほしかったよう。


カプセル本体にも部品が組み込まれている


カプセルを開けると、これだけの部品がでてきた。よくこの中にこれだけ詰まっていたなという感じ


部品は14種類


無事に組み立て成功し、完成!

カプセルを開けてみて組み立ててみて驚いたのは、その緻密さ。
・スピードメーターのシールまで用意されている
・サドルは色分けされて塗られている
・両側面には「Super Cub Honda」とペイントまでされている
・スタンドは可動式で立てると自立、ねかせるとタイヤが動いて走らせることができる
小さいながら細部にまでこだわり抜いた、大人でも十分楽しめるおもちゃだった。
500円の価値は十二分にある。

調べてみると、スーパーカブのガチャは今年の1月に発売された最新のシリーズだった。
すでに家人は、
「次はブルーが出るまで買う」
と、メーカーの思惑にガッチリハマっていた。

筆者としては、電子決済を電車でしか使ったことのない家人に、ほかの用途で使う機会が与えられたことに感謝した。

今回の体験で奥手な家人が世の中のキャッシュレスの波に少しでも乗ってくれることを、記事執筆を生業としている筆者は今後も期待している。

執筆 内藤由美






提供(C)ライブドアニュース

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