生活と健康

陸上・全日本実業団選手権の会場で集団食中毒か 「カツとじ弁当」食べたスタッフら28人救急搬送、2人重症

2026年9月12日夕、京都市右京区の西京極総合運動公園内にある「たけびしスタジアム京都」で開かれていた全日本実業団対抗陸上競技選手権大会の会場から、下痢や嘔吐を訴える人が複数いると119番通報があった。大会役員や競技運営スタッフら計28人が病院へ救急搬送され、保健所などが集団食中毒の疑いで詳しい原因を調べている。

京都市消防局の発表によると、12日午後4時35分すぎに会場の救護スタッフから通報が寄せられた。同日午後7時45分時点で、大会役員、競技役員、競技補助員、運営スタッフの計28人が下痢、嘔吐、発熱などの症状により搬送された。搬送者の内訳は重症2人、中等症3人、軽症23人で、いずれも意識はあるという。重症と診断されたのは70歳代の男性と20歳代の女性とされている。搬送された人員の中に競技者である選手や監督、コーチなどのチーム関係者、一般観客は含まれていない。

体調不良を訴えた関係者はいずれも、主催団体の日本実業団陸上競技連合が昼食用として手配した仕出し弁当の「カツとじ弁当」を食べていた。関係者によると、弁当は4種類・計約500個が午前10時すぎに競技場へ納品され、室内に保管されていた。このうち約150個あったカツとじ弁当を食べた人に症状が集中しているという。

事態を受け、日本実業団陸上競技連合の酒井勝充大会委員長は「このような事態が発生して誠に申し訳ありませんでした。発症された皆さまの早期回復を願っております」と謝罪した。また、同連合の阿相久志事務局長は「選手関係のところでは出ていないので、明日は予定通りにやる予定です」と取材に答えた。

連合側は公式ウェブサイトを通じ、会場内の必要な箇所への消毒作業など衛生面と安全面の対策を徹底した上で、大会最終日となる9月13日の競技を予定通り実施すると発表した。一方で、会場内に予定されていたキッチンカーの出店は取りやめる措置をとった。

ひろし

4年以上の経験を持つ、魅力的なフリーランスライター。コンテンツライティングとジャーナリズムに長けています。Net24.Newsのレギュラーコントリビューター。 世界をより良い場所にするようなテーマで書くことが好きです。今は名古屋に住んでいます。

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