SBI証券、2027年1月開始予定の「こどもNISA」口座開設の事前受付を10月1日より開始へ
株式会社SBI証券は2026年9月11日、2027年1月に開始が予定されている未成年者向けの少額投資非課税制度「こどもNISA」について、同年10月1日から口座開設の事前受付を開始すると発表した。新制度の導入に先立ち年内から手続きを受け付けることで、年明けの制度開始直後からスムーズに取引を始められる体制を整える。
2027年1月にスタートする「こどもNISA」は、口座を開設する年の1月1日時点で0歳から17歳までの未成年者を対象とした非課税制度である。年間投資枠は60万円で、非課税保有限度額は総額600万円に設定されている。対象商品は成人のNISA制度におけるつみたて投資枠対象商品の中から同社が指定する投資信託に限定され、口座名義人が1月1日時点で18歳を迎える年に成人のNISA口座(つみたて投資枠・成長投資枠)へ自動的に移行する。
口座内の資金や投資信託については、名義人がその年の3月31日において18歳である年の前年12月31日まで原則として払出し制限が設けられる。ただし、教育費をはじめとする一定条件を満たす場合には、12歳以上で払出しを可能とする例外規定が適用される。
事前受付の申し込み方法は、利用者の保有状況により異なる。すでにSBI証券の「こども口座(未成年口座)」を開設している場合は、10月1日以降にログイン後のトップ画面から「こどもNISA|開設」を選択し、オンライン上で本人確認書類を提出することで申請が可能となる。こども口座を保有していない場合は親権者の口座からこども口座とこどもNISAを同時に申し込む形となり、親権者が口座を開設していない場合は事前に親権者口座の開設が必要となる。事前受付後、税務署審査などを経て2027年1月に正式な口座開設が行われる見通しだ。
SBI証券は発表にあたり、「当社は、2027年1月の「こどもNISA」開始に向けて、年内からお手続きをいただくことで、年明けからスムーズに取引を開始いただける環境を提供します。「こどもNISA」がご家族でお金や資産形成をより身近に感じていただくきっかけとなることを期待しています」とコメントしている。同社は関連施策として、2026年7月に資産管理アプリ「SBI証券Plus」へ親子口座切替機能を追加するなど、家庭内での資産形成を見据えたサービス整備を進めている。
