神戸市西区の居酒屋で鶏のたたきによる食中毒 20代男性3人が発症、営業停止処分
神戸市健康局は2026年9月27日、同市西区大津和の飲食店「串カツ居酒屋八庄屋大津和店」で食事をした20代の男性3人が下痢や発熱などの症状を訴え、同店が提供した「鶏のたたき」などを原因とするカンピロバクター食中毒が発生したと発表しました。市は食品衛生法に基づき、同店に対して9月27日から9月29日までの3日間の営業停止処分を命じました。
市健康局によりますと、男性3人は9月18日の夜に同店で飲食し、翌19日の朝から下痢や腹痛のほか、39度を超える発熱などの症状を発症しました。その後、9月24日に男性の1人から「3名で飲食店を利用したところ、全員が身体異常を呈している」と保健所へ届け出があり、調査が進められていました。
神戸市保健所が発症者の便を検査したところ、3人全員から食中毒菌であるカンピロバクターが検出されました。発症した3人が共通して食事をした場所が同店のみであったことなどから、保健所は同店が提供した鶏のたたきなどの食事が原因の食中毒と断定しました。なお、発症した男性3人は9月27日の発表時点で全員入院はしておらず、快方に向かっているということです。
カンピロバクターは鶏肉などの家禽類に高頻度で存在する食中毒菌で、加熱不足の肉を食べることで感染することが知られています。神戸市保健所は「肉類は新鮮であっても食中毒を起こす細菌やウイルスなどに汚染されている可能性があり、鶏肉のタタキや刺身など、生や半生の状態で食べるのは控えましょう」と呼び掛け、市民や飲食店に対して十分な加熱調理の徹底を求めています。
