GACKTが語る出演秘話、朝倉未来の実話が映画化される『BLUE FIGHT』…
俳優のGACKTが21日、映画『BLUE FIGHT ―蒼き若者たちのブレイキングダウン―』の完成披露試写会に都内で出席した。この日の登壇者には、ダブル主演の木下暖日、吉澤要人をはじめ、共演の篠田麻里子、土屋アンナ、さらに三池崇史監督、本作のプロデューサーで起業家の溝口勇児氏、同じくプロデューサーを務めた格闘家の朝倉未来らが名を連ねた。
本作は1月31日より公開予定。1分間で最強を決めるという斬新なコンセプトで、既存の格闘技の枠を超えた大会として熱烈な支持を集め、社会現象にもなった『ブレイキングダウン』と、『クローズZERO』のスタッフがタッグを組んで制作した新たな不良バトル映画である。その物語は、カリスマ格闘家・朝倉未来が少年院で行ったスピーチ内容に着想を得ており、三池監督が「どんな境遇でも諦めなければ夢は叶う」という普遍的なメッセージを熱く描き出している。
超絶的なラスボス役・御堂静を演じるGACKTの起用には、興味深い裏話があった。当初、所属事務所からはスケジュールの都合で出演不可との返答があったものの、制作陣による一つの作戦で状況は一変する。
一度は出演を断ったGACKTだったが、「(プロデューサーの)溝口くんから『ちょっと1回お話しましょう』と連絡を受けて会うことになりました。僕は溝口くんと向かい合うつもりで部屋に入ったのですが、そこには三池監督や主要スタッフが揃っていて、『あれ、なんかおかしいな』と思っているうちに打ち合わせが始まり、まるで僕が出演することが決まっているかのように話が進んでいったんです」と振り返った。
その場の熱意と説得に押され、GACKTは「僕で良ければ…」と出演を自ら申し出たという。これについて三池監督は「普通、多くの俳優さんは『お話は伺いましたが、スケジュールを再確認してから返事します』と言われることがほとんど。しかしGACKTさんはその場で『分かりました!やります!』と即答してくれた。その潔さは格好良かった」とその時の感銘を伝えた。
映画『BLUE FIGHT』は、個性豊かなキャストと情熱的な制作陣による、新世代のエンターテインメント作品として期待を集める。
▲ 「BLUE FIGHT 〜蒼き若者たちのブレイキングダウン〜」予告【2025.1.31 劇場公開】
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