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スリラー映画『THIS MAN』の舞台挨拶に校條拳太朗が登場 作品のキーポイント…



▲ 校條拳太朗

映画『THIS MAN』の公開記念舞台あいさつが8日、都内で開催された。ダブル主演の出口亜梨沙と木ノ本嶺浩に加え、共演者の鈴木美羽、小原徳子、校條拳太朗が登壇。天野友二朗監督も含めた豪華なメンバーが顔を揃えた。

2000年代後半、インターネット上で突如として語られるようになった都市伝説”This Man”。そのネットミームを題材に、日本独自の解釈を加えて完成した本作は、なすすべなく人々が死んでいく描写を通じて、コロナ禍の惨状を風刺する社会的メッセージを込めたスリラー映画である。

▼ (左から)天野友二朗監督、校條拳太朗、木ノ本嶺浩、出口亜梨沙、鈴木美羽、小原徳子

上映前の舞台あいさつでネタバレを避けるため、司会者が「キーワードにしてください」と求め、出口が「私は人間ドラマに注目して観て欲しいです」とコメント。

続いて、木ノ本は「僕は家族ですね。家族のことをずっと考えていました。愛しがいがある、素敵な家族なので、その家族があって、そこに何が起きるのかを観てもらいたいです」と語った。

鈴木は「食事シーン」を挙げ、「トラウマを植え付けられるシーンができたのかなと思います」と語り、自信を覗かせた。

小原は「血液です。天野監督がそれぞれの人間のどの部位からどんな感じで血液を出すのかなって思いながら撮影していました。(監督は)サイコパスな遊び心があるなと。なので、ぜひ、そこに注目してもらえると」と強調した。

校條は「そうですね、他人事です」と答え、その理由について「この作品もそうですが、現代社会の皆さんも、自分の身に大きなことが起きて、いざ直面してしまったら、あっけに取られるだけというか…。また、身近な人にそんなことが起きたとしても、割と他人事として見てしまうような…。そんなことが、この作品の中に凄く描かれていて、そこに、人間のちょっと怖さというか、作品の中に散りばめられていると感じました」と説明した。

すると、天野監督がすかさず反応し、「校條さんが、僕が1番伝えたかったことを言ってくれた」と周囲を笑わせた。

最後に答えた天野監督は、「じゃあ僕から言うとすれば、”音”ですかね。どちらかと言うと、この映画は”聴く”タイプの映画かなと思うので、映画館で観ると、より音の動きが感じられると思います」と語り、それぞれが注目ポイントをアピールしていた。

▼ 天野友二朗監督

▼ 木ノ本嶺浩

▼ 出口亜梨沙

▼ 映画『THIS MAN』予告映像

■関連リンク
・映画『THIS MAN』…公式WEBサイト





提供(C)ライブドアニュース

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