社会

米米CLUBの石井竜也と岩井俊二監督の音楽映画は「スタイリッシュな映画を生み出す」



米米CLUBの石井竜也が、25日の都内にて、岩井俊二監督がメガホンをとった音楽映画『キリエのうた』のライブイベントに出席した。

本作は、歌うことでしか“声”を出せない路上ミュージシャンが主人公で、石巻、大阪、帯広、東京といった石井監督のゆかりのある場所を舞台に、4人の若者の出会いと別れを繰り返す展開がある。

なお、今回のイベントには、岩井監督も登壇予定だったが、コロナにり患したことが分かり、急きょ欠席。1990年代に映画監督をこなしたこともある石井は「どうしても制作側の目線で見てしまう」といい、岩井監督の作品を評する場面があり「スタイリッシュな映画を作る、1つのバロメーターになったと思う」と一つの感想を述べた。

続けて「ミュージカルという形を取らずに、音楽が映画に溶け込んでいて、そんな音楽映画だった。岩井さんは、また1つのジャンルを作ったんじゃないかなと思います」と語った。

作品から受け取ったものがあるとして「自分の過去、青春の1ページに思えるところもあった。歌うことの真髄、上手いとか、下手じゃなくて、パッションなんだよって、監督は表現したかったのかなと想像します。だって、歌って、表現力だし、パッションそのもの、その人ならではのもの、と感じます」と共感した部分を示していた。

▼ 石井竜也

イベントでは、主人公のキリエを演じたアイナ・ジ・エンドが主題歌や劇中曲を含めて、4曲歌唱した。また、アイナの歌にあわせて、猛特訓と重ねたというキリエバンドが紹介され…松村北斗(SixTONES)と村上虹郎がギターを担当したり、粗品(霜降り明星)がキーボードを演奏するといった、一夜限りのパフォーマンスを見せた。そして、キリエのマネージャー・イッコ役を演じた広瀬すずも、イベント中盤から現れ、撮影中のエピソードを明かしていた。

映画『キリエのうた』は、10月13日から全国ロードショー。

▼ (左から)石井竜也、松村北斗、アイナ・ジ・エンド、広瀬すず、村上虹郎、粗品

▼ アイナ・ジ・エンド

▼ 映画『キリエのうた』楽章「キリエとイッコ」

■関連リンク
・映画『キリエのうた』…公式WEBサイト





提供(C)ライブドアニュース

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です