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パスポート不要で“中世イギリス”にタイムスリップ! 広大な敷地に街並みを再現した「British Hills」の魅力 -ライブドア


パスポート不要で“中世イギリス”にタイムスリップ! 広大な敷地に街並みを再現した「British Hills」の魅力

都心から約2時間ちょっと。福島県は羽鳥湖高原の森の中を入っていくと、なんとパスポートの要らない“中世のイギリス”が出現するのをご存じだろうか。

7万3,000坪という広大な敷地が広がる「British Hills」だ。

英国式のゲートを通って、車を停めると、まずは受付のあるマナーハウスへ。マナーハウスというのは、英国貴族が中世に自分の荘園に建てた別荘のこと。

「British Hills」の門をくぐったら、公用語は英語。マナーハウスの中でも、基本的には英語でご案内。ちょっと苦手…という方も安心を。日本語での案内ができるスタッフも常駐しているので、英語にチャレンジするも良し、日本語で楽しむも良し。

中世イギリスの貴族が、どのような生活をしていたのか?気になる方は、マナーハウスツアーも用意されている。「British Hills」の建築やインテリアは、資材をすべて英国から取り寄せ、時代考証に基づいて設えられたもの。当時の雰囲気がうかがえる。

その本格的な設えから、映画やドラマのロケ地としても多数使われているとか。有名なところでは『花より男子』の名門・道明寺家の豪邸としても撮影に使われているというから、ファンにとってもたまらないスポットだろう。

さて、マナーハウスの外に出てもそこは英国。宿泊のできるゲストハウスも8つあり、それぞれ英国史上有名な人物の名前を冠している。木造で、これぞ中世というクラシカルな雰囲気だ。

敷地はとても広いので、歩いているだけで中世英国にタイムトリップしたような気分になれる。聞けば、British Hillsが位置する福島・羽鳥湖高原は、スコットランド・ハイランド地方に近い風土なんだとか。

夏は比較的冷涼で、冬は白銀の世界を楽しむことができる。さらに、時折霧があたりを包み込み、天候次第ではまさに日本人のイメージする“英国”の雰囲気を味わうことも可能だ。

そして、British Hills来訪者をもっともワクワクさせるのは、やはり食堂だろう。「リフェクトリー」という名のメインダイニングは、まさに映画『ハリー・ポッター』シリーズの食堂そのものである。

この日は学生さんたちが多く来ていたが、まさに気分はすっかりホグワーツ生、という感じだったかもしれない。もちろん料理も、季節に合わせた英国式のディナーコースを楽しむことができる。

おなかがいっぱいになった後は、夜霧に浮かぶマナーハウスを見ながら散歩するもよし、パブに飲みに行くも良し。晴れていれば、綺麗な星空観賞会が開催されることもあるようだ。

フォルスタッフパブは、英国の街角にある飲み屋の雰囲気。オリジナルビール「ブリティッシュヒルズ プライド ブロンドエール」と名物のフィッシュアンドチップスをかっこよく英語で注文すれば、お酒もあいまって英国紳士な気分に。

いい気分で眠った翌朝は、「アスコットティールーム」で優雅にブランチを決め込むのも良い。20種類ほどの紅茶や、ケーキやスコーンなど、ティータイムにピッタリのメニューを用意している。

さらに、天気の良い日は、イギリスの2階建てバス(ダブルデッカー)をモチーフにしたフードトラック『Highland Oasis』でフードを買い込み、中世英国の雰囲気に包まれながら外ランチもGood。

『Highland Oasis』はこの夏にオープンした新スポット。「地球と 地域に やさしい憩いの場」をコンセプトに、フードロス削減・地産地消・脱プラスチックの観点に基づいたメニューを提供している。

まだまだ紹介しきれないたくさんの魅力があるBritish Hills。来たるシルバーウィークには、「Family Fun Day」が開催されるそう。子どもたちと一緒に体験できるスコーン作りや英語ふれあい体験、さらにイベント限定の脱出ゲーム「ホームズからの挑戦状」も開催予定だ。

日帰りであれば、入場料は大人200円、小学生100円と非常にリーズナブル。さらに入場チケットは各レストランなどの施設で金券として利用可能なので、実質無料で“中世英国”にタイムトリップできる。

電車であれば、東北新幹線・新白河駅から送迎バスで40分。車でも、白河インターをおりて約40分。東京から2-3時間で到着できる、パスポートの要らない英国。ぜひ一度訪れてみては?

・British Hills/パスポートの要らない英国
https://www.british-hills.co.jp/





提供(C)ライブドアニュース

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