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夏の風物詩「四万十川の天然あゆ」を銀座の名店で味わう。「あゆ王国高知」復活に向けて -ライブドア


夏の風物詩「四万十川の天然あゆ」を銀座の名店で味わう。「あゆ王国高知」復活に向けて

日本の夏の風物詩といえば「あゆ」。多くの豊かな河川が流れる高知県は、希少な天然あゆの一大産地といわれます。

このたび、東京・銀座の有名フランス料理店「ブラッスリー ポール・ボキューズ 銀座」で、四万十川の天然あゆを使った特別料理が登場。あゆを使用したフレンチのお味はいかに? さっそく編集部が味わってきました!

「あゆ」とフランス料理の見事な調和を実現!

7月の旬のおすすめメニューである、「高知県四万十川に流れる天然鮎(あゆ)のフリット」が運ばれてくるとーー。

まるで、あゆが爽やかなグリーンの清流を泳いでいるよう!

あゆが飛び出してきそうな盛り付けにも心が躍る

「四万十川を流れてきたあゆは、身がふっくら、色が綺麗で、香りが繊細。あゆが持つ素材の力強さを生かしたかった」と話す、料理長の星野晃彦シェフ。

あゆが元気に四万十川を泳いでいる絵をイメージしながら、一皿に表現したそうです。

ハーブや野菜の個性的な香りを生かした、フレンチならではのソースを絡めていただくあゆの美味しいこと! 四万十川にかかる長い沈下橋をイメージしたアスパラガスのローストを添えて、夏野菜のラタトゥイユとバジルと春菊のソースが、あゆの上品な苦味を引き立てます。

頭からしっぽまで、味の変化を存分に楽しめることもあゆの魅力。実際にお客様からの反応も上々のようで、7月末まで提供されるそうです。

「ブラッスリー ポール・ボキューズ 銀座」の店内

「あゆ」を通して地域振興や観光につなげたい

高知県は、かつては1,000トンを超える年間漁獲量がある「あゆ王国」でしたが、近年は河川環境の変化などにより、年間100トンまで漁獲量が減少しています。

日本最後の清流と呼ばれる「四万十川」

それでも高知県は全国的に見ると、あゆが遡上する河川の数はトップクラス。市場に流通するあゆの多くは養殖で、天然あゆは大変希少ですが、同県は天然あゆの一大産地です。

天然あゆは「きゅうり」や「すいか」のような爽やかな香りがする

河川環境を改善してあゆを増やすとともに、地域振興や観光につなげるために、高知県は「あゆ王国高知振興ビジョン」を策定し、銀座の飲食店とのコラボが実現。県は県外での消費拡大のきっかけにと期待しています。

「ブラッスリー ポール・ボキューズ 銀座」のほか、東京・銀座にある高知県アンテナショップにあるレストラン「TOSA DINING おきゃく」では、コース料理で「あゆの塩焼き」が味わえます。

より香り高く美味しい旬のあゆを味わえるのは今の時期だけ。ぜひこの機会に、夏のごちそうを楽しんでみてはいかが?

■「ブラッスリー ポール・ボキューズ 銀座」
『高知県四万十川に流れる天然鮎のフリット 夏野菜のエチュベ ホワイトアスパラガスと香り野菜のソースヴェルト』
住所: 東京都中央区銀座2-2-14 マロニエゲート銀座1 10F
期間: 7月31日(日)まで ※単品での提供は8月10日まで(予定)
料金: Menu Special 6,600円(税込)〜の前菜 ※単品は2,750円(税込)
https://www.hiramatsurestaurant.jp/paulbocuse-ginza/

■「TOSA DINING おきゃく」
『あゆの塩焼き』
住所: 東京都中央区銀座1-3-13 オーブ プレミア
期間: 8月中旬まで(予定)
料金: ディナー5,000円コースの一品
https://www.marugotokochi.com/okyaku/





提供(C)ライブドアニュース

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