騎手卒業!和田竜二&藤岡佑介がJRA調教師試験に驚きの合格!今後の展望は?
日本中央競馬会(JRA)は11日、2026年度の調教師免許試験(新規)の合格者を発表しました。現役の騎手からは、藤岡佑介(39歳、栗東・フリー)と和田竜二(48歳、栗東・フリー)の2名を含む合計4名が合格しています。彼らは騎手としてのキャリアに終止符を打ち、来春から新たに調教師としての道を歩むことになります。
JRAから嬉しい報告が届きました。和田と藤岡は厳しい試験に挑戦し、見事にその壁を突破しました。毎年、多くのホースマンが涙を飲むこの試験は、約5%という合格率を誇り、その難しさを物語っています。この結果は、騎手から調教師への移行が確定した瞬間でもあり、彼らは馬づくりに専念する日々を迎えます。
◇藤岡 佑介(ふじおか・ゆうすけ)1986年3月17日生まれ、滋賀県出身の39歳。父はJRA調教師の健一氏。2004年に栗東・作田誠二厩舎でデビューし、35勝を挙げJRA賞最多勝利新人騎手となる。2005年には京都牝馬S(アズマサンダース)でJRA重賞初制覇。2018年NHKマイルC(ケイアイノーテック)でG1初制覇を達成しています。競馬学校の同級生には川田将雅、丹内祐次、津村明秀らがいます。JRA通算成績は1万2265戦1101勝で、その内重賞はG1を含む48勝を誇ります。身長165cm、体重52kg、血液型はB型です。
◇和田 竜二(わだ・りゅうじ)1977年6月23日生まれ、滋賀県出身の48歳。1996年に栗東・岩元市三厩舎でデビュー。ルーキーイヤーのスポニチ賞ステイヤーズS(サージュウェルズ)でJRA重賞初制覇し、その後テイエムオペラオーとのコンビで99年皐月賞、00&01年天皇賞・春を連覇し、G1を7勝記録。競馬学校の同級生には高橋亮、福永祐一、古川吉洋らがいます。JRA通算成績は2万2115戦1531勝で、うち重賞はG1を含む50勝。身長165cm、体重50kg、血液型はO型です。
【2026年度調教師免許試験(新規)合格者】
古賀 大生
藤岡 佑介
三樹 祐輔
和田 竜二
▽JRA調教師試験の受験資格は28歳以上。第1次試験では筆記試験と身体検査が行われ、合格者は第2次試験として口頭試験と人物考査に進みます。いずれも競馬に関する法規、調教、馬学、衛生学、飼養管理など多岐にわたる専門知識が問われます。合格後は、タイミングによりますが技術調教師として約1年の研修を経て開業を目指すケースが多いです。今年の申請者は118名で、第1次試験は9月10日に行われ、14名が合格。第2次試験は12月2〜4日に実施されました。
