日本テレビの菅谷大介アナウンサーが死去 2022年にすい臓がん公表後も闘病続ける
日本テレビのアナウンサー、菅谷大介さんが今月8日に逝去した。享年53。
菅谷さんは1971年生まれ。7日夜、勤務を終えて帰宅後に体調の異変を訴え、救急搬送されたが、翌8日に消化管出血のため息を引き取った。
1997年に日本テレビへ入社後、バラエティーから報道番組まで幅広く出演。「news every.サタデー」や「バゲット」などでニュースや情報番組を担当し、スポーツ実況でも箱根駅伝やプロレス、ゴルフ中継などで活躍した。
2018年の平昌オリンピックでは女子パシュート金メダル獲得の瞬間を実況し、力強く明るい声で多くの視聴者を魅了した。
2022年1月にすい臓がんと診断され、同年8月に公表。手術後も闘病を続けながら、アナウンサー部の管理職として後進の育成に携わり、自身の体験を番組やSNSを通じて発信していた。
【日本テレビのコメント】
「菅谷アナウンサーは、闘病を公表して以降も常に前向きに仕事へ取り組み、周囲を励まし続けてくれました。突然の訃報に社員一同深い悲しみでいっぱいです。長年の功績に感謝し、ご遺族の皆様に心よりお悔やみ申し上げます。」
