金子みひろ、64分の全編ワンカット映画「一致団結力が半ば成功の鍵なので、失敗は許されません」
俳優・金子みひろが、20日の都内で、主演映画『ある日、ある女。』の初日舞台あいさつに立った。
金子が演じた役どころは、泥沼不倫を経てフラストレーションが溜まったアラフォー女性。台本を読んで、まず思ったものがあるといい「ワンカットの撮影スタイルと聞いて、絶対にやりたいと思いました」と演じるキャラクターに加えて、長回しの撮影手法に興味を持ったと明かす。
現実も過去も幻覚のシーンなども含めて、全編ワンカットで臨む撮影。「難しいことだけれど、これをやりきったら、とてつもない、何か明るい未来が待っているじゃないかと思って…(笑)」と直感をもてたそうだ。
続けて「なので、誰にも(この役を)譲りたくないなと思いました」と出演依頼を快諾した様子も説明した。
▼ 金子みひろ
現場では、徹したリハーサルを重ねたという。堕ちていく主人公の心の葛藤を、まるでドキュメンタリーを見ているかのように生々しく表現した。
完成したのは、全編ワンカット64分の映画。金子は、その撮影現場を振り返って「失敗できないので、一致団結力が半端ない。終わった後は、とてつもない充実感でイッパイでした」と感慨深げに語っていた。
本作は、東京渋谷・ユーロスペース1にて、2週間上映。来週5月27日から大阪・第七藝術劇場で1週間上映のスケジュールが告知されている。
なお、今日の舞台あいさつには、大塚かよ、瀧マキ、高橋信二朗、横須賀一巧、そして、光平哲也監督らも同席していた。
▼ (左から)金子みひろ、大塚かよ、瀧マキ
▼ 金子みひろ、大塚かよ、瀧マキ
▼ 大塚かよ
▼ 瀧マキ
▼ 高橋信二朗
▼ 横須賀一巧
▼ 光平哲也監督
▼ 映画『ある日、ある女。』予告映像
■関連リンク
・映画『ある日、ある女。』…ユーロスペース/作品案内WEBページ
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