大江麻理子アナ、バーチャル背景での報道番組に工夫を凝らす「没入感が楽しい…
テレ東・3つの報道番組「Newsモーニングサテライト」と「WBS(ワールドビジネスサテライト)」、BSテレ東の「日経ニュース プラス9」において、4月1日からの新体制、スタジオ演出などのリニューアル情報を示す記者会見が、26日の同局で行われた。そこでは、各番組を担当するキャスター・大江麻理子、豊島晋作氏、相内優香、 片渕茜、角谷暁子、八木ひとみらが登壇した。
「WBS(ワールドビジネスサテライト)」は、1988年の番組誕生から36年が経過した。長い歴史のある経済ニュース番組だが、近々の4月に突入した際には、番組の演出がこれまでと違ってガラリと変更、撮影スタジオに本格的なVP(バーチャルプロダクション)を導入するそうで、視覚的に大きく変わるリニューアル内容を明らかにした。
これからは、バーチャル背景に切り替わった報道番組を作っていくという。大江アナは「このVPに関しては、過去に前例がありまして、インドの特集を組んだ時にですね、背景に(世界遺産の)タージマハルをポンと出したり、大きな象さんが映っていました。そういったバーチャルの中でお伝えしたことが、これまでにもありました」と紹介。これからは「デイリーの頻度、日常のニュースをお伝えする時にですね、日々、どういう工夫ができるかは、これから毎日、試行錯誤といいいますか、改善していく積み重ねになると思います。私たち出演者は、グリーンの布で覆われている環境のスタジオに入って、そこには、テーブルと椅子しかありません。ですが、目の前のモニターを見ると、これまで見たことがないような空間に私たちが座っているような画面になっているのです。私たちも、その没入感を楽しめるオンエアになると予想しています」とバーチャル背景に工夫をこらしていく演出を予想していた。
なお、朝5時45分から始まる「Newsモーニングサテライト」の撮影スタジオも、VP導入をする。担当する片渕アナは「番組タイトルにサテライトって付いているんですが、言わば衛星ですね。その衛星が新たなコンセプトになって、衛星の中でニュースをお伝えするセットになっているんです。これが日本の上空を飛んでる時もあれば、ニューヨークの上を飛んで、ニューヨーク市場のマーケットを見て、そこから伝えることもできるというイメージがあります」とリニューアル後にお目見えするセットについて、ヒントをもらしていた。
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