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緑茶ブランド「綾鷹」が、7年ぶりに大幅リニューアル!味わいや容量を増量し、デ…



▲右のペットボトル商品が、4月15日からリニューアル販売する「綾鷹」

日本コカ・コーラ社は21日、緑茶のペットボトル飲料として展開する「綾鷹」ブランド戦略および製品発表会を都内で開催。そこでは「7年ぶりに大幅リニューアル。新しくなるのは、味わい、容量の増量(現行525ml→650ml)、そして、デザインなどを改良して4月15日に全国発売する」と知らせた。

「綾鷹」における商品イメージは、本格緑茶。京都・宇治の老舗茶舗「上林春松本店(かんばやししゅんしょうほんてん)」の協力によって、急須でいれたような本格的な味わいを持つ商品として認識されている。

発表会に臨んだのは、日本コカ・コーラ社の助川公太氏と上林春松本店の上林春松氏。助川氏は「綾鷹のの良さは、やはり旨みなので、しっかり旨みを感じられつつも、(容量が)650mlにしたときにも飲み飽きない味に出来た。一口ごとに旨みとかろやかな後味を何度も繰り返し、味わるというところが、綾鷹のの良さにもなりました。単なるニーズに基づいて、スッキリさせた味わいに変えて、ゴクゴク飲めるようになったというわけではありません」と理解を深めて欲しい点をアピールした。

▼ (写真左から)助川公太氏、上林春松氏

「綾鷹」ブランド戦略および製品発表会より

これまで、独自の美味しさを提供し、ブランドの認知と人気を獲得してきた。今回、味わいまで変えてしまう大幅リニューアルに踏み切ったことについて、助川氏は「緑茶のブランド、他社さんも含めて、7年も変えてこなかったのは珍しいことだと思います。(現行品が持っている)旨みというポイントは絶対に外してはいけないポイントで、今回のリニューアルで、旨みの部分を40%アップさせているという事実があります。そういった意味で、旨みのところは凄くこだわりがあります。ですが、難しかったのは、旨みがずっと続いていくと、苦みだったり、渋みにも繋がってくるという、一見、相反するもの、コクや旨みがあるものの、後味は、かろやかでスッキリする、相反するものを一つにするバランスがようやく見つかった。この味が出来ていなければ、今年も変えられなかったですし、変えるべきでは無かったと思います。お客さまに満足頂けるものが出来たので、今回のリニューアルとなりました」とキッパリ話した。

リニューアルに伴う開発期間は「3年」とのこと。ちなみに、通常のサイクルは「1年後の導入の方が多いのでは」との情報もあった。

「妥協せずの開発で、200以上の試作がありました」と途中段階が明かされた。「綾鷹は味で選ばれているブランドなので、次の味を出したときに、お客さまに期待を裏切らないものを出さないといけないので『妥協だけは絶対にやめよう』と話していたら、3年もかかってしまいました。なので、場合によっては、まだ先、5年かかっていたかもしれません」と付け加えた。

なお、増量となるリニューアルだが「現行の525miもラベル部分が変更されて、自動販売機やオンライン販売のルートでは残ります。650mlの容器は、手に取って購入頂ける量販店とコンビニエンスストアさんで展開することとなります」という情報も聞けた。

▼ 「私も大きく進化させる時期が来たと思いました」と語っていた、上林氏





提供(C)ライブドアニュース

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