なぎら健壱は写真愛好家として「街を写すのは面白い。撮った写真を改めて見る…
フォークシンガーでタレントのなぎら健壱が25日、神奈川・パシフィコ横浜で開催されていたカメラの総合展『CP+2024』の会場にて、『瞬間と偶然をつかむ!』と題したトークショーを開いた。
なぎらは、最初に「そもそも、写真というものに、いつから興味を持ったかと申しますと、1972年のこと、 今から50年ほど前に、初めて自分のカメラを買いました」と、これまでの写真歴を示した。
なぎら健壱トークショー『瞬間と偶然をつかむ!』より
一人の写真愛好家として、自身の撮影スタイルを想像してもらうため、カメラを構えたり、レンズを向けたりする先は、今回のトークショーの題名に選んだ『瞬間と偶然をつかむ』ことにあるといい、そう伝えながらも、待ち構えて撮ったりする機会があっても、長くて「5分ほど」と明かし、ほとんどが偶然のタイミングで撮った作例ばかりを、会場スクリーンで紹介していった。
長い年月、写真を撮り続けてきたことで、次のような発見もあったという。
「皆さんもご存じだと思いますが、写真に写したものは、自分の頭の中、記憶に残るんです。どこかに行ったこと、訪れたタイミングは、大体、記憶から無くなっていくものですが、撮った写真を改めて見るとですね、支離滅裂だったものが、その時を思い出すんです。この流れを発見したこともあってか、私はカメラにずっと興味を持っていることでもあるんです」
そして、被写体に選ぶものとして「街を写すというのは面白いと思います。街には人がいますからね。人というのは、実に面白いです。人は生き物だからです。自分が思っている別の表情や、違った行動をとります。それを写真に収めることは、私は醍醐味の一つかなと思っております。こういう撮り方をするのも面白いな、自分もやってみようかと、そういう指針になれば嬉しいかなと思います。私もまた、いずれ写真展を開こうかなと思っております。そのとき、お時間があれば、寄ってみてください」と最後のメッセージを口にしていた。
なぎら健壱トークショー『瞬間と偶然をつかむ!』より
なぎら健壱トークショー『瞬間と偶然をつかむ!』より
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