社会

陸上・田中希実、プロ転向を表明「近頃はハングリー精神を失っていた。プロ意… -ライブドア

田中希実


陸上女子の1000、1500、3000メートルの日本記録保持者・田中希実(23)が、3日の都内で記者会見を開き、そこでは「4月から新しいスタートを切ります」と冒頭であいさつ。今後はスポーツブランド「ニューバランス」の所属とし、プロ選手となることを知らせた。

なお、これまでは同志社大学の卒業後、1年間在籍した豊田自動織機を3月末付で退社していた。

プロ選手への転向について「この度、ニューバランスさんと これまで以上の強い関係でやっていくことを決意しました」と話し始め、「自分に何が足りないかと思ったのがキッカケです。近頃は、与えて頂いた環境であったり、そこへの自分自身の甘えた部分が 目立ってしまうようなレースが増えてきたかなと感じていました。私にあったと思う、今までの”がむしゃらさ”とか、”ハングリー精神”が失われてきているような気がし始めていました」と、見つめ直すことがあったと話す。そこから、環境や肩書きを変えよう思ったそうで「精神論ではないんですが、持ってる力より上、潜在能力以上の部分を引き出すために、より強い思い 、確かな取り組みっていうのが必要になってくると考えました。そこで、プロ意識を持つことが、本当に大事かなと感じたので、今回のような決断をしました」と気持ちの変化も示していた。

今後の目標や理想を尋ねると「トップで戦いたいっていうのが1番の 目標です。また、その目標に向かって努力する中で、いろんな方に影響を与えていきたい選手になることも目指したいですし、それは陸上界に限らず、社会全体を意識して、 よりたくさんの方の目に留まるような選手になっていきたいなと思ってます」と強くした思いも表していた。

▼ 写真はプロ転向を表明した、田中希実

(4月3日、ニューバランス 田中希実選手記者会見にて)





提供(C)ライブドアニュース

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です