『M-1グランプリ2022』優勝はウエストランド 井口は10番手で「運が良かった。同じネタが連続で出来た」と結果分析 -ライブドア
漫才師の頂点を争う「M-1グランプリ2022」の決勝戦が2日、東京・六本木のテレビ朝日で行われ、10組がネタを披露。タイタン所属のウエストランド(結成14年)が18代目王者に輝き、優勝賞金1000万円を獲得した。
優勝したウエストランドは、井口浩之(39歳)の河本太(38歳)コンビ。史上最多のエントリー数・7261組の激戦を勝ち抜き、頂点に立った。
優勝直後のインタービューでは、ファーストラウンドの出演順を決めるクジ引きで、10番手になったことは「運が良かった」と語り、優勝賞金の使い道について「二人の娘の学資保険、切り崩したので補填したい」と河本が明かしていた。
「運が良かった」と振り返ったのは、井口。クジ引きの結果で、2020年のファーストラウンドと同じ、最後の10番手だったことに触れ「さすがに前回と同じ10番はないだろうと思っていたんですけれど、終わりに近づいたらキュウと僕ら…タイタン組が残った。そこから、事務所主催のライブのような感覚になりました」と冷静になれたという。
「結果が出てからですが…」と断りを入れて「10番目に出て、それが3位。そこからすぐに(ファイナルラウンドで)ネタ披露が連続で出来た。同じネタのテイストだったので、優勝の判定に繋がったと思います。10番に慣れていた、運が良かったと思います」と巡り合わせを示した。
相方の河本も、この点に共感。「1回目、2020年に出してもらったときには、意識が飛びそうになるぐらいに緊張していて、笑神籤(えみくじ)を引かれる度に『うーっ、はぁーっ』というのを9回繰り返していた。それだけで、ヘトヘトになった。今回は僕も、10番に慣れていたわけじゃないですが、多少、待ち方も上手になり、10番でもヘロヘロになって出ることなく、ちゃんと出来ましたね」と精神面を振り返った。
話が変わって、優勝賞金1000万円の使い道を答えた。
井口は「本来であれば、1000万円、僕が全部欲しいところです。何なら、僕のピンの仕事の折半にしているぐらいなので、そのあたり『井口は優しい』と皆さん記事に書いてもらえたら」と笑わせた。
一方の河本は「娘が二人いるのですが、今年切り崩してしまった学資保険の補填に使いたいと思います。ちょっと手をつけちゃった」とバツが悪そうに返答していた。
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