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PDFで注釈の作成者名を変更する! 自動設定の不都合を解消する -ライブドア

PDFで注釈の作成者名を変更する! 自動設定の不都合を解消する


ビジネス文書などで扱う機会の多いのがPDFファイル。
標準のビューワーソフトである「Adobe Acrobat Reader DC」を使って、注釈やコメントを挿入するという人も多いだろう。

この注釈機能を使った場合、
注釈の作成者としてパソコンのアカウントが名称として自動設定される。

しかし、作成者名がパソコンのアカウント名だと、
・誰が注釈を入れたのかわかりにくい
・仕事での取引先にパソコンのアカウント名が知られてしまう
このように、意外と好ましくないことになる。

実は、この作成者名は自由に変更することが可能なのだ。
名字などに変更し、わかりやすく、不都合のないようにしておこう。

今回は、PDFファイルの注釈作成者名を変更する方法をご紹介しよう。

■PDFファイルで注釈の作成者名を好きな名前に変更する
注釈の作成者名を変更するには、以下の手順で環境設定の「注釈」の設定を変更し、その後に注釈のプロパティを変更すればよい。

1.初期状態ではアカウント名が表示
PDFファイルに注釈を入れると、ウィンドウ右側に注釈リストが表示される。ここに注釈の作成者名が表示されているのがわかる。初期状態では、パソコンのアカウント名になってしまう。


2.環境設定を開く
注釈作成者名を変更するには、Adobe Acrobat Reader DCの「編集」メニューから「環境設定」をクリックする。


3.ログイン名の使用を解除
左側の項目から「注釈」をクリックし、右側にある「作成者名として常にログイン名を使用」のチェックを外して、「OK」をクリックする。


4.注釈のプロパティを開く
ウィンドウ右側の注釈一覧から、注釈名の横にある「…」をクリックし、「プロパティ」をクリックする。


5.名前の設定を変更する
「一般」タブを開き、「作成者名」に任意の名前を入力する。この名前を標準にする場合は、下にある「プロパティをデフォルトとして使用」にチェックを入れる。最後に「OK」をクリックして設定を完了する。


6.注釈作成者名が変更された
設定完了後に確認すると、このように作成者名が変更されているのがわかる。設定時に「プロパティをデフォルトとして使用」にチェックを入れておけば、以降は同一のPDFファイルに注釈を入れる場合は、変更済みの名前が自動的に設定されるようになる。


PDFの注釈の作成者名は変更できないと思われがちだが、
今回ご紹介したように好きな名前に変更が可能だ。
仕事などでPDFに注釈を入れる機会が多い人は、ぜひ活用してほしい。

執筆:しぶちん(ITライター)





提供(C)ライブドアニュース

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