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マイナポイント第2弾の受け取りは、楽天EdyかPayPayか? 手順と現状を試してみた -ライブドア


マイナポイント第2弾の受け取りは、楽天EdyかPayPayか? 手順と現状を試してみた


マイナポイントとは、マイナンバーカード普及のために総務省が展開しているポイント制度。
第1弾は、マイナンバーカードを取得し、キャッスレス決済を利用すれば、25%(上限5,000分のポイント)が還元されるというもの。こちらは2021年12月で一旦終了している。

第2弾は、2022年6月30日から開始されている。
第2弾の特典は以下の2点。
・マイナンバーカードを健康保険証として利用できるようにすると7,500円分のポイント
・公金受取口座の登録で7,500円分のポイント

さらに、一旦終了していた第1弾の「マイナンバーカードの新規登録」も再開されている。
いずれもマイナンバーカードの新規申し込み期限は2022年9月末、マイナポイントの申込期限は2023年2月末だ。

まだなにも手を付けていない人は、最大、合計20,000円分のポイントをゲットできるわけだ。

筆者は第1弾をすでに申し込み済みで、ポイントも受け取り済みなので、今回は第2弾を申し込むことにした。

6月30日から開始されているこのキャンペーン、筆者が出遅れていたのには理由がある。
キャンペーンに申し込むには、対象となるキャッシュレス決済サービスを選択する必要があるからだ。

筆者の場合、メイン使いしているのが「LINE Pay」と「楽天Edy」。
残念ながらこの2つとも開始時点では対象ではなかった。
このため、どうしようかと思案していたのだ。

すると7月29日に、楽天Edyが対象に加わった。
さっそく手続きすることにした。

●マイナポイント申し込み手順 〜楽天Edy編
確定申告時に導入していた「マイナポータル」アプリを開き、「マイナポイント」アプリをインストールして手続きを開始する。


マイナポータルアプリを開き、下にスクロールするとキャンペーン紹介が出てくるので「申込みをはじめる」をタップ


マイナポイントアプリを導入し「申込む」をタップ


公的個人認証サービスのパスワードを入力し、マイナンバーカードを裏面にかざす

マイナンバーカードの読み取りは、読み取りが完了するまでカードをかざしておくのがポイント。
「読み取り中」と表示されているタイミングで外してしまうとうまく読み取れない。
なお、各人が取り付けているカバー(ケース)は取り外して実行してくださいと書かれているが、筆者はかなり厚めのカバーを付けたままでも認識できた。


申し込みたいキャンペーンを選択する(左)。マイナポイントトップ画面で「申込み状況を確認」をタップすると自分がどのキャンペーンに申し込んでいるかを確認できる(右)

筆者の場合は、第1弾には参加済み、ポイント獲得済みなので上記のような表示となっている。
まだマイナンバーカードを取得していないという人は第1弾のキャンペーンにも参加できるので、カードを取得した上でこれら一連の手続きをすればよい。


受け取るキャッスレス決済サービスを選択する


決済サービス確認のあと、決済サービスの情報を入力する

ここで問題が発生した。
受け取るキャッシュレス決済サービスに「楽天Edy」を選択したのだが、必要事項を記入する段になって「セキュリティコード」がわからないことに気付いたのだ。

調べてみると、おサイフケータイの楽天Edyの場合は楽天Edyアプリから申し込む必要があるとのこと。

せっかくここまで来たのに……と思いつつ、
楽天Edyアプリで「マイナポイントメニュー」を開くと、楽天Edyアプリからの申込みは9月末からの予定とのことだった。

この記事作成の時点では、
マイナポイントを楽天Edyで申し込むに当たっては下記であることがわかった。
・Edyカードを持っている人は、セキュリティコードが付随しているので申込み可能
・楽天Edyをおサイフケータイで使っている人は9月末頃までは申し込みできない


楽天Payアプリから確認すると9月末以降でないと申込みできないことが判明

筆者は9月末まで待てるほど気は長くないので、別のサービスを選択することにした。
クレジットカードなども選択できるが、やはり日頃使っている電子マネーかQRコード決済を選択するほうが使い勝手は各段によい。
ということで、今更ながらだが、PayPayを新規登録して今後PayPayを使ってみようという考えに至った。

ここからは、「PayPayでマイナポイント第2弾を申し込む」手順を紹介しよう。
筆者の場合、PayPayの利用登録から始めたわけだが、今回は利用登録の方法については割愛する。

利用登録の際に、
・支払い方法は、PayPay残高からの支払い
・銀行口座の登録およびオートチャージ設定
これらを設定した。
そしてひとまず、登録口座から10,000円分を手動でチャージしてみた。

●マイナポイント申し込み手順 〜PayPay編
PayPayの場合は、
・PayPayアプリから手続きを開始
・途中でマイナポイントアプリに切り替わる
・最後に再びPayPayアプリで登録を確認する
という手順だ。


PayPayアプリトップ画面から「マイナポイント」を選び、「PayPayアプリで申し込む」をタップし、「上記に同意します」にチェックを入れ、「はじめてマイナポイントを申し込む」をタップ


利用方法を「チャージでもらう」か「支払いでもらう」のいずれかから選択する


公的個人認証サービスの利用者証明用パスワード(数字4桁)を入力し、各種規約に同意する

利用方法は、「即日付与」の「チャージでもらう」を選択した。
また、申し込み完了の画面が表示されるが、まだ特典の獲得は完了していない。
PayPayアプリに戻り、確認しよう。


PayPayアプリトップ画面から「マイナポイント」を選ぶ。健康保険証としての利用と公金受取口座の登録の申し込みは完了していることが確認できるので、公金受取の口座の登録に進む


ここからはマイナポータルで手続きを行う。パスワードやマイナンバーカードの読み取りでマイナポータルにログインする


指示に従って本人情報を確認する




指示に従って口座情報を登録する


登録したメールアドレスにお知らせが届いた旨の連絡が着信するので、マイナポータルのお知らせを確認する。公金受取口座登録が完了したことが確認できる

PayPayアプリで登録完了よびポイント付与を確認できたのは翌日だ。
手続きの翌日には合計15,000ポイント獲得済みであることが確認できた。

今回のマイナポイント第2弾に申し込むために、ついにPayPayまで利用することになった。
これまで、
・PayPayはキャンペーンを頻繁に行っている
・友人からPayPayの送金で払いたいと言われて使ってないと断った
・対応店舗が多い
こうした理由から、PayPay利用を始めようかと思っていたので、重い腰を上げるにはいいタイミングだったかも知れない。
慣れるまではしばらくPayPayをメインに使ってみて、慣れてきたらほかの電子マネーとどう使い分けるかを考えようと思う。

執筆 内藤由美





提供(C)ライブドアニュース

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