広告ブログに疲れたら「note」がおすすめ -ライブドア
ネットには情報があふれている。
ニュースサイトのように企業が運営しているものもあるし、個人がSNSで発信していることもある。今は、自分が必要な情報がどこにあるのか探すスキルも求められている。
一方で、ネットで情報を探っているとやたら広告が増えてきたことを感じる。
文章の途中に広告が埋まり、ページをめくると広告が現れる。もちろんサイトの運営にかかるコストを回収するためにも広告は重要なツールだが、いくらなんでも多すぎると感じるページがあるのも事実だ。
特に最近、個人ブログに広告を埋め込む「アフィリエイトブログ」が増殖している。
中には前述のように運営コストを回収するというよりは、単に広告収益を稼ぐために作られていることも多い。検索サイトを探れば広告入りのブログ記事ばかりが目立つこともある。
ブログはそもそも、日記のように日々の出来事をつづり発信する場所だったのだが、いつしか広告だらけの存在にもなってしまった。
●広告のない「note」を使ってみよう
もちろんそのようなサービスを否定するつもりはないが、中には「自分の思いや知識、手に入れた情報をじっくり書いて届けたい」、そんな思いを持つ人もいるだろう。
一方で使うサービスによっては、書いた記事に強制的に広告が入ってしまうのが煩わしく思うことはないだろうか。
書き手も、読み手も、煩わしいと感じてしまう……。
そんな、広告に疲れた人には「note」(ノート)をオススメしたい。
「note」には日々、さまざまな新しい記事が掲載されている。
「note」は、さまざまなコンテンツを発信できるサービスで、特に個人がさまざまな記事を自由に書いて発信できることが特徴だ。
そしてnoteには、一切広告が入らない。
つまり、書いたままの文章が何にも邪魔されることなく掲載される。
まずは一度、noteを見てみよう。複数のカテゴリーに分かれた記事が掲載され、プロからアマチュアまで多くのユーザーが参加している。
興味のある記事があれば開いてみよう。ほとんどが無料で見られる記事で、もちろん広告はないし、シンプルな画面構成で見やすいことにも気づくだろう。
実にすがすがしい世界が広がっていると感じるはずだ。
noteでは、ユーザーのことを「クリエイター」と呼んでいる。つまり創造する人を応援しているというわけだ。そこに広告を利用した収益モデルはふさわしくない。
●じっくり文章を書いて発信したい
noteを見るだけならユーザー登録も不要だが、せっかくだからユーザー登録して、クリエイターの1人になってみよう。もちろん登録は無料だ。
登録は簡単。GoogleアカウントやTwitterアカウントで登録もできる。
自分の思うこと、人に伝えたい知識や経験、トレンドな情報、なんでもいい。書いてみてほしい。
noteは
・ユーザー登録不要で無料で記事を見られる
・無料でユーザー登録すれば、記事を書いて発信できる
・記事に広告が入らない
・イラスト(画像)や音声なども発信できる
こうした特徴がある。
広告やアクセス数を気にすることなく、じっくりと自分で文章を書くことに集中できるだろう。記事によってはnoteの運営が「おすすめ」で表示してくれることもある。記事だけでなく、イラスト(画像)や音声などもコンテンツとして発信可能だ。
実はnoteには、500万人を超えるクリエイター(ユーザー)がいる。
つまり、自分が書いた記事は500万人に届く可能性を持っているし、もちろんGoogle検索などで見つかることもある。決して限られた範囲のサービスではない。
さらにnoteでは、有料で記事を書いたり、オンラインサロンのような有料会員サービスを自分で作ったりすることもできる。
広告による収益モデルではなく、自分が書く記事の内容を「販売する」という、まさに中身次第の価値を創造する「やりがい」もある。
ネットに散らばっている情報を拾うたびに表示される広告。画面に表示される賑やかなバナーやポップアップに疲れてしまったら、一度noteで落ち着いた世界に腰を据えてみてはいかがだろうか。
「noteを学ぶ」に掲載されている公式の記事を読むとnoteがいかに情報発信に取り組む人向けの場所かわかる。
執筆 八木重和
提供(C)ライブドアニュース