コロナ禍で注目の新・生活習慣病に緑茶を 「伊藤園健康フォーラム」開催 -ライブドア
伊藤園は5月20日、「第3回 伊藤園健康フォーラム」を伊藤園公式YouTubeで開催。茶カテキンの研究に携わる専門家の講演を通じて、緑茶の可能性をアピールした。
京都府立医科大学大学院医学研究科 免疫学 教授 松田 修氏の基調講演では、試験管内の実験により、緑茶・ほうじ茶・紅茶などに含まれる茶カテキンが、ヒトのだ液中に加えたウイルスの感染力を抑制したと発表。公衆衛生学的な使い方ができるのか、ヒトでの臨床研究も進めていくという。
東京大学大学院医学系研究科 イートロス医学講座 特任准教授 米永 一理氏の基調講演では、茶カテキンによる口臭抑制効果への期待が語られた。
またパネルディスカッションでは、コロナ禍における自粛生活の長期化による健康課題がテーマに。コロナ太りやストレス、マスクで気になる口臭などが新・生活習慣病の一例として挙げられた。これらの課題に対する、緑茶の取り入れ方についても議論。お茶をしばらく口に含んでから飲む「含み飲み」や、お茶の出し殻をふりかけにして食べる等が発表された。
今後も伊藤園では「緑茶と健康」に関する研究を進め、情報を発信していくという。
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