社会課題解決に取り組む学生団体 NPO法人STEM Leaders、 サイエンスアゴラ2022に10月22日、11月5日・6日出展 – Net24通信
主催:公益財団法人 日本科学技術振興財団
STEMを活用した問題発見・課題解決をすることができるリーダーを育成する学生団体 NPO法人STEM Leadersは、サイエンスアゴラ2022にプレゼンターとして参加します。オンライン開催で2022年10月22日、実地開催で11月5日、11月6日の3日間出展します。
実際に、会津若松市、下関市などで社会課題解決に取り組んでいる大学生メンバーが自身の経験、想いを伝えていきます。参加者のみなさまとの対話セッションも予定しておりますので、是非、会場にてご参加ください!
2022年10月22日(土)のオンラインイベントでは、元内閣府RESAS専門委員である当団体理事長・村重 慎一郎が講師となり、地域経済分析システムRESASのデータを活用した地域課題分析の概要を説明します。次に、パネルディスカッションとして会津若松市・下関市でプロジェクトを推進している学生メンバーと具体的な地域課題深掘りを行います。地域創生という課題解決に向けて、「世代・属性を超えた」若者の参画を促進するためには、データが大きな武器になります。「データを共通言語」にすることで、立場・世代の異なるメンバーが建設的な議論を行い、新たなアイデアを生み出すことができるプロセスを理解してもらいたいと考えています。
2022年11月6日(日)の実地開催ではデザインシンキングを用いて課題解決のための思考方法を解説します。また、デザインシンキングを用いてグループワークを行い、実際に日本の大きな課題「介護問題」をどう解決するか、ユーザー目線で考えていきます。そして介護の課題解決に向けて、新たなサービスは何か、みなさんと考えたいと思っています。デザインシンキングをただ学ぶことではなく、実践し、課題解決に向けた指標を見出すことができることをゴールとしています。
介護の問題は高齢者・介護家族の問題、若者の孤独・孤立は若者の課題とするのではなく、社会全体として新たな社会モデルを構築することが求められています。我々は複数の地域・テーマで取り組んできたプロジェクト活動の事例を基に、デザインシンキングのワークショップを通じて多様なメンバーが新しいアイデアを出し、解決策を議論する方法を提示し、そこから価値を見出すプロセスをワークショップ参加者に体験してほしいと考えています。
また11月5日~6日にかけて、社会課題解決プロジェクトのパネル展示を行います。課題解決を加速する方法の一つが、若者が主体的に地域課題解決に取り組むことと我々は考えます。STEM Leadersでは、若者自身がSTEM・デジタルを学び、自治体や地域企業・団体と連携して社会課題解決に取り組むアプローチを進めてきました(会津若松市、下関市等)。若者が取り組むことで、それを取り巻く社会が真摯に課題解決に向き合う という効果も実感しています。今回はプロジェクト実践事例をパネル形式で紹介し、持続的な地方創生活動のモデル提示と全国的に波及していくきっかけとなることを目指します。
詳細については、下記をご覧ください。
■サイエンスアゴラ開催概要
【オンライン開催】
日時:2022年10月20日(木)~22日(土)
【実地開催】
日時:11月4日(金)~6日(日)
場所:東京都江東区青海2丁目5-10 テレコムセンタービル
■STEM Leaders 企画概要
【オンライン開催】(実施済)
2022年10月22日(土) 14:30~16:00
ワークショップ:地域課題をオープンデータで深掘る!~RESASの活用法
【実地開催】
2022年11月6日(日)14:30~16:00
場所 :テレコムセンター3階 ミニステージ
ワークショップ:若者が自分ごととして人口減少社会の未来をデザインする!
(キーワード:デザインシンキング、課題設定、デジタル介護、学生主導、自分ごと化)
2022年11月5日(土)~6日(日)
場所 :テレコムセンター3階ブース
パネル展示:大学生が本気で取り組むソーシャル・イノベーション!
(キーワード:人口減少社会、地域課題解決、世代間交流、学生主導、自分ごと化)
・出展協力
アクセンチュア株式会社
・主催
公益財団法人 日本科学技術振興財団
・参加費
無料
・参加方法
2022年11月5日、6日(実地開催)
→事前登録は不要です。
詳しくはHPをご覧ください。↓
■NPO法人STEM Leadersについて
STEM Leadersは2016年に設立した学生団体で、STEM(科学、テクノロジー、エンジニアリング、数学)を活用した問題発見・課題解決をすることができるリーダーを育成する団体です。現在は、理系・文系問わず、慶應義塾大学・早稲田大学・津田塾大学・会津大学・東京理科大学・明治大学・青山学院大学などの計13校47名の、様々なバックグラウンドをもった大学生が所属しています。自治体や大学と連携した、実データの分析から行政への提言までを行う、社会課題解決プロジェクトを自主的に推進しており、中でも「介護デジタルハッカソン」は、2018年の神奈川県横浜市、2019年の福島県会津若松市に続く、第3回目の実施です。総合コンサルティング会社であるアクセンチュア株式会社が、イノベーション創出型STEM人材の育成に向けた社会貢献活動の一環として支援しています。STEM Leadersについては、 https://npo-stemleaders.com または https://note.com/stemleaders をご覧ください。
■アクセンチュアの社会貢献活動について
アクセンチュアは、より持続可能で責任ある世界経済の実現に向け、クライアントやパートナー、地域コミュニティと協力しながら社会的課題の解決に取り組んでいます。なかでも事業活動を通じて培った「人材のスキル発揮を高めるノウハウ」を活かし、企業市民活動において全世界でSkills to Succeed(スキルによる発展)と呼ぶ統一テーマに取り組んでいます。高い実行力を持ったNPO組織と協力して、各国・地域固有の実情に合わせて選択した“人材スキル向上”に関わる諸テーマを推進し、これまで580万人に対してスキル向上の機会を提供してきました(2021年度時点)。活動にあたっては社員の直接参加を重視しており、取り組みの企画から実行まで、多様な専門知識をもった多くの社員が主体的に参画しています。社員の「時間とスキル」の積極的な提供を通じて、標準化、IT活用、定量的管理、継続的改善といったさまざまなビジネスの手法を社会課題解決の領域に持ち込み、社会的インパクトを最大化することが私たちのミッションであると考えています。アクセンチュアの社会貢献活動については https://www.accenture.com/jp-ja/about/corporate-citizenship/skills-succeed をご覧ください。
——————————————————————-
プレスリリース提供元: @Press