ブロックチェーン

仮想通貨市場の時価総額は406兆円超えで8.27%上昇  仮想通貨投資家向け分析リポート配信サービス「TSUDOI」が 2024年5月の業界動向を発表 – NET24

株式会社SIGMA(本社:東京都渋谷区)が運営する仮想通貨投資家向け分析リポート配信サービス「TSUDOI」は、2024年5月の業界動向をまとめました。

2024年4月末から5月末にかけての仮想通貨市場は上昇傾向となりました。4月末の時価総額は約375兆円(2.38兆ドル)でしたが、5月末の時価総額は約406兆円(2.58兆ドル)となり、市場全体で8.27%の上昇となりました。

月単位での上昇傾向が続いていた2024年3月末の時価総額、約423兆円(2.6兆ドル)に迫る規模まで回復したことになります。

一方、仮想通貨市場全体を引っ張る基軸通貨として、その価格動向が常に注目されるビットコイン(BTC)ですが、約63,856ドルから、68,360ドルで推移。上昇幅は約7.05%にとどまり、仮想通貨市場全体の上昇幅8.27%と比較し、1.27ポイント、上昇幅が少ない結果となりました。基軸通貨のビットコインだけに投下額が集中する状況とは差異のある結果で、トップ50銘柄や新規銘柄など、幅広い銘柄に資金が流れはじめている実情も伺えました。

■SECが現物型イーサリアムのETF上場承認

またアメリカの証券取引委員会(SEC)が、2024年5月24日早朝(日本時間)に、現物型イーサリアム(ETH)のETFへの上場を承認したことは、この期間中の大きなトピックスとなりました。ビットコインETFに続くもので、ニューヨーク証券取引所やナスダックなどの主要取引所での取引が可能になります。現状は審査が承認された段階で、実際のローンチにはしばらく時間がかかるため、ETHに関しては、今後、需要が高まり価格上昇の可能性が高まると予想する専門家の声があります。

さらに「ビットコイン(BTC)」「イーサリアム(ETH)」および「この両銘柄を除くTOP50銘柄」「TOP50銘柄以降のその他の仮想通貨」の4つに分類して、それぞれの市場支配率の推移(ドミナンス推移)をみると、5月20日にビットコインの市場支配率が57.39%に上昇しました。その後、5月末には、ビットコインの市場支配率が52.15%まで減少し、相対的に見て、安定した推移を見せています。一方、現物型イーサリアムのETF承認を前に、5月21日にイーサリアムの価格が高騰。この日、ビットコインとイーサリアムを合わせた合計の市場支配率は、76.08%に達しました。

■資金調達総額は約1.4兆円と前月の7.8倍。業界インフラストラクチャー分野ほか幅広いジャンルへ拡大

TSUDOIでは、業界の最新状況や革新的な技術進歩などを調べるため、大手ベンチャーキャピタルの出資実績をまとめています。2024年5月1日~5月27日の期間の資金調達総額は約1.4挑円となり、前月と比較し、約7.8倍の資金が集まりました。これは「CoreWeave」というプロジェクトが、債券融資の形で1兆円を超える調達を行ったことによるものです。

また主な資金調達プロジェクトの数は124社で、前月の159社と比較し35社のマイナスでした。このうち投資資金の大きいVC(TOP20社)からの出資を受けたプロジェクトは34社と、こちらは前月の36社から2社減りました。

調達の案件数は減少していますが、資金調達総額は大幅に増えていることから、注目される銘柄は多大な資金調達が可能な現状が浮き彫りになりました。

分野別にみると、依然として業界インフラストラクチャー分野のプロジェクトが多くの資金を集めていますが、今月は、その他の分野とWeb3と分野に特化したプロジェクトへの資金流入が顕著でした。2024年に入ってからは、「DeFi分野」が分野別の上位を占めていました。さらにDeFiと連動した、「GameFi」や「SocialFi」などの新たな分野の盛り上がりとともに、注目されるプロジェクトの業界分野も広がりを見せつつある状況が伺えました。

■「TSUDOI」トップ銘柄、新規銘柄の独自分析で好結果

仮想通貨投資家向け分析リポート配信サービス「TSUDOI」では、トップ銘柄(時価総額の上位50銘柄を週次でピックアップ。ビットコインも含む)を独自にまとめて分析しています。2024年4月末から5月末までの期間中、注目銘柄として6銘柄を発表しましたが、このうち5つの銘柄で価格が高騰。さらに、ビットコインの上昇を上回る高いパフォーマンスを記録した銘柄が、この中で3銘柄ありました。

また期間中、注目すべき新規銘柄として発表した銘柄が、100%を超える上昇率を記録。トップ銘柄の成果と合わせて、「TSUDOI」が進める独自分析の精度がより高まった期間となりました。こちらの銘柄は、3月の月次リポートでも注目銘柄としてピックアップ。継続しての成長が見込まれており、リポートの先見性が裏付けられた結果となりました。

仮想通貨の時価総額やビットコイン価格が上昇に転じた市場環境の中で、より高いパフォーマンスを出す銘柄も登場しており、丁寧な情報収集がポイントになることを改めて裏付けています。

仮想通貨投資家向け分析リポート配信サービスTSUDOIでは、週次でのリポートサービスも提供しており、できるかぎりリスクを抑えるためにも、情報サービスの活用を促進しています。

「DeFi」

DeFi(Decentralized Finance)は、仮想通貨イーサリアム(ETH)を始めとしたブロックチェーン上で動く金融に関するアプリケーションで、現在の金融システムが抱える諸問題を解決する可能性に注目が集まっています。資金の流入はまだまだ初期段階とも見られており、DeFi関連のプロジェクトへの投資は今後も続きそうです。

「GameFi」

Game(ゲーム)とFinance(金融)をつなげた略語。プレイすることで、ゲーム外においても価値がある仮想通貨やNFTを獲得できるゲーム。つまり、経済的な価値、現実世界でのお金を稼ぐことができるゲームを指すとされる

「SocialFi」

ブロックチェーン技術を活用して、ソーシャルメディアと金融を結びつける新しい分野のサービスとされる。

※このリリースでは、日本の消費者に分かりやすく市況環境を伝えるため、月初段階でのドル円レートを元に、「円」ベースでの表記を原則としています(一部、例外あり)。

このため前月比較などの際、「円」による比較では実数との差異が出る場面も想定されます。

レートの変動によるもので、より正確な数字をお求めの際は、直接アプローチください。

【TSUDOI】

株式会社SIGMAが運営する仮想通貨投資家向け分析リポート配信サービス。仮想通貨業界のプロが情報を取捨選択し、日本語で分かりやすくリアルタイムで情報発信している。ニュース配信や銘柄毎の解説など、プロ視点でのプロジェクト評価が確認できることが特徴。また初心者向けの勉強コンテンツも数多く公開している。

仮想通貨業界は、詐欺まがいや誤った情報も多いと言われ、リアルタイムで貴重な情報を入手し続けるのが難しい。さらに新しい情報は、英語記事がベースになっていることがほとんどのため、日本の仮想通貨投資ニーズに対応したサービスの拡充を進めるため2022年10月にサービスを開始した。

URL: https://tsudoi-platform.co.jp/lp/

仮想通貨市場の時価総額は406兆円超えで8.27%上昇 
仮想通貨投資家向け分析リポート配信サービス「TSUDOI」が
2024年5月の業界動向を発表 – NET24

サービスロゴ

主な特徴

・約1万規模の銘柄情報を「(1)トップ銘柄分析」「(2)中堅銘柄分析」「(3)新規銘柄発掘分析」の大きく3つの視点で注目の優良銘柄をピックアップしてリポート。

特に、アルトコインの投資を目的としたレポートに強みを持つ。ねらい目の銘柄や大穴銘柄を独自にピックアップして紹介する仮想通貨投資家向け分析リポート配信サービスとしては唯一無二といえる。

・「24時間サポートチャット」「リサーチリクエスト」「マニュアルリクエスト」「パーソルZOOM相談」など、情報を配信するだけではなく、仮想通貨業界の専門家へ直接質問ができる環境を整えている。

URL: https://tsudoi-platform.co.jp/lp/

運営会社 :株式会社SIGMA

所在地  :東京都渋谷区

代表取締役:武藤 浩司

【TSUDOIのリポート形式の特徴 (1)トップ銘柄分析 (2)中堅銘柄分析 (3)新規銘柄発掘分析】

1 トップ銘柄分析

時価総額の上位50銘柄を「トップ銘柄」と定義。TSUDOIでは約1万規模の銘柄から、毎週木曜日時点のレートを元にトップ銘柄を確定し、週次リポートで分析している。5銘柄から10銘柄が、週毎に入れ変わる傾向にある。このトップ銘柄の中から、期間中にトークン価格が最も高騰した銘柄をさらに深掘りして調査することで、仮想通貨市場の最新情勢を把握する手掛かりとなる。

2 中堅銘柄分析

時価総額の上位51位から400位に位置する銘柄に焦点をあてて、注視すべき銘柄をピックアップしている。検索トレンドを元に分析しているため、将来的に市場をリードする可能性がある銘柄の発掘に役立つ情報提供につなげることができる。

3 新規銘柄発掘分析

将来的に市場をリードする可能性を秘めた銘柄を先んじてピックアップするため、ふたつの分析手法でリポートしている。

ひとつめは「時価総額ランキングで51位から200位の中で新しくランクインした新規銘柄」

もうひとつは「大手VCのポートフォリオの中で、期間中に時価総額の順位を上げている新規銘柄」

比較的初期段階から注目銘柄としてリポートし動向を注視することで、継続的な調査につなげる。これにより、新規銘柄への投資リスクをできるかぎり低減して、将来的な成長銘柄を確保する情報提供につなげる。

【SIGMA代表:武藤 浩司】

2012年から仮想通貨業界に参入した日本のアーリーアダプターの一人。

2013年には現在の暗号資産の時価総額2位のEthereumをはじめ、8位のCardanoなど数多くの暗号資産の初期投資家として活動。黎明期から日本のみならず、中国やシンガポールなどのアジア諸国で仮想通貨の啓蒙活動を行い、多くの仮想通貨長者を誕生させた。

2017年4月の資金決済法改正にともない、株式会社Xthetaを創業し、近畿で3番目となる速さで同年2017年12月に金融庁登録を受ける(2021年3月に社名をサクラエクスチェンジビットコインに変更)。2022年11月 Binanceへ事業譲渡し執行役員兼、新規事業開拓の責任者として従事。

その後、日本最大の暗号資産、会員制情報配信プラットフォームを目指し、SIGMA社を立ち上げ「TSUDOI」サービスをリリース。

SIGMA代表:武藤 浩司

【「TSUDOI」リサーチ責任者:中森(NAKAMORI)】

ブロックチェーン業界での幅広い経験を活かし、TSUDOIのリサーチ部門を牽引。2014年から仮想通貨業界の業務に従事し、初期はトークン発行プロジェクトの資金調達関連業務に関わる。その後、2017年からは、仮想通貨関連のスタートアップ企業支援をスタート。アドバイザリーやコンサルティングを手掛け、資金調達を成功させたプロジェクトは10社を超える。

2020年以降は、EthereumやCardanoなど主要仮想通貨のステーキングへの移行を見据えたステーキングプロバイダー事業の立ち上げを支援。同時期には、分散型ウォレットの開発支援や日本市場でのマーケティング戦略を推進し、世界のトップ10ステーキングプロバイダーとしての実績に貢献した。

投資家への有益な情報発信の必要性を認識し、リサーチ部門のリーダーとして、TSUDOIに参加。自らの豊富な専門知識と経験を活用し、信頼性の高い情報を投資家に届け、賢い投資判断のサポートをすることを目標に情報収集に努めている。

「TSUDOI」リサーチ責任者:中森(NAKAMORI)

出典:@Press ブロックチェーン

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