Rainmaking Expandの支援により、 2年連続開催のJETRO後援プログラムを修了した スタートアップ10社が東南アジア市場に参入 – Net24
・10社のスタートアップが「Rainmaking Expand:東南アジア/X-HUB TOKYO OUTBOUND PROGRAMシンガポールコース」を修了し、シンガポール、タイ、マレーシアなどのASEAN主要市場への参入を加速させました。
・これらの有望なスタートアップは12週間のプログラムを通じて、Rainmaking Expandチームのスペシャリストによる洞察と実践的な指導に基づき、Rainmaking独自の効果的な市場参入施策とポジショニング戦略を構築するための実績あるメソッドを活用しました。
Rainmaking Innovation(「Rainmaking」)と日本貿易振興機構(以下「JETRO」)は、10社のスタートアップ企業が今年のRainmaking Expand:東南アジア/X-HUB TOKYO OUTBOUND PROGRAMシンガポールコース(「X-HUB TOKYO」)を修了し、市場参入と企業成長を加速させたことを発表します。2年連続で開催されたこのプログラムでは、Rainmaking Expandによる市場開拓メソッドを活用してスタートアップの支援を行いました。本プログラムに参加したスタートアップは、東南アジアの市場分析から事業計画策定に加え、潜在顧客や専門家等との面談機会をつくりました。
プログラムに参加したスタートアップは、Rainmaking Expandチームと12週間過ごしながらアジャイルに市場適合性の調査を共同で行い、ターゲット市場に対する自社の体制を評価しました。さらに商品・サービスのマーケットフィットの仮説検証、顧客との商談、マーケティングやブランディングまでの一貫した戦略に関し個別に指導を受けました。投資家やパートナーの紹介を受け、Rainmaking Expandの実績のあるメソッドを通じて事業を拡大することもできました。このプログラムによってビジネスの新たな糸口が生み出され、東南アジア市場参入に対する次のステップが明確になった結果、10社すべてが以下の市場におけるビジネスチャンスを掴むことができました:
・シンガポール
・マレーシア
・タイ
・フィリピン
・ベトナム
・インドネシア
・カンボジア
株式会社HACARUSのJ.J.PRICE氏は次のように述べています。「Rainmaking Expand:東南アジア/X-HUB TOKYOは素晴らしいプログラムでした。市場参入に向け、優先的に検討すべきことを明確にし、東南アジア市場に関して立てていたいくつかの仮説を検証するのに役立ちました。また、新たな洞察を得て戦略が明確になり、計画を前進させることができました。特に、私たちの具体的なニーズと成長ステージに合わせてカスタマイズされたプログラムであったため、参画した全てのセッションや交流が常に付加価値をもたらしてくれたことがよかったと思います。このプログラムを通じて、ターゲットとすべき東南アジア市場の状況をより明確に把握することができた上、新規見込客を獲得することもでき、近い将来、これを機に当社のビジネスにつなげたいと考えています。」
さらに、クレジットエンジン株式会社のメンバーからは次のような感想をいただいています。「Rainmaking Expand:東南アジア/X-HUB TOKYOは、これまで経験した中で最も優れたビジネス構築プログラムの1つです。事業構造、ビジネス戦略を検証し、顧客とのエンゲージメントや潜在的なパートナーとの具体的なビジネスマッチングも含まれる、まさに総合的なプログラムです。Rainmakingのチームは、非常に協力的で極めて責任感が強く、このプログラムの取り組みが確実に有意義な価値をもたらせるように献身的に取り組んでくれました。」
Rainmaking Expand:東南アジアプログラムのプログラムディレクター、ブルーノ・アブリウは次のように述べています。「今年もまたX-HUB TOKYOプログラムを任せていただいたことを、嬉しく思います。また、プログラムに参加したスタートアップが東南アジア市場で収めた成功を誇りに思います。東南アジアは日本にとって、ますます魅力的な市場へと急成長しており、私たちは企業の新規市場参入を実現することが重要であると認識しています。Rainmakingの起業家精神のDNA、カルチャー、実績がプログラムに参加した企業の成功につながったことを大変誇りに思います。これからも、スタートアップや幅広いコミュニティへの価値提供を推進し、世界中の創業者の向上心を支援するために全力を尽くしていきます。」
東南アジアが急速な成長を遂げる中で、多くのスタートアップはこの市場に参入し、370億米ドルを超える投資資金と、この地域がもたらす大きなビジネスチャンスを活用しようとしています。東南アジアの経済規模が全体で3.36兆米ドルに成長したことで、日本のスタートアップも自国以外の市場に目を向け、より優れたチャンスを求めてグローバル化に舵を切っています。
スタートアップの東南アジア市場参入に対する需要が高いため、JETROはX-HUB TOKYOプログラムに東南アジアコースを追加し、日本のスタートアップが市場参入に必要なサポートを受けられるようしました。Rainmakingのチームは2年連続でこのプログラムの運営を担当し、企業の成長や、指導の提供、ビジネス上のつながりを促進することで、プログラムに参加したスタートアップのターゲット市場への参入を成功させてきました。
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■Rainmaking Innovationについて
Rainmakingは、2007年にデンマークのコペンハーゲンで創業して以来、世界35都市以上にネットワークを拡大してきました。Rainmakingの目的は、独自のサービスを通じて起業家精神を促進することで、個人、企業、社会が大きな課題を解決できるようにすることです。これまでに1,000社以上のテック系スタートアップを創業・育成し、投資も行ってきました。RainmakingのアクセラレータープログラムであるStartupbootcampとRainmaking Expandは商業実績に拘りを持って、スタートアップの規模拡大と新規市場参入を支援しています。Rainmaking Expandプログラムを利用するスタートアップは、企業の成熟度や産業分野に問わず、カスタマイズされたサポートと市場エキスパートなどのネットワークアクセスを通じ、Rainmakingがこれまで培った市場参入に関するベストプラクティスの知見を活用することができます。
ウェブサイト: https://expand.rainmaking.io/
■JETROについて
JETROは貿易・投資促進と開発途上国研究を通じ、日本の経済・社会の更なる発展に貢献することを目指しています。70カ所を超える海外事務所ならびに本部(東京)、大阪本部、アジア経済研究所および国内事務所をあわせ約50の国内拠点から成る国内外ネットワークをフルに活用し、対日投資の促進、農林水産物・食品の輸出や中堅・中小企業等の海外展開支援に機動的かつ効率的に取り組むとともに、調査や研究を通じ我が国企業活動や通商政策に貢献します。
Rainmaking Innovation Japan 合同会社
出典:@Press 「社会・政治・経済(国際)」のプレスリリース。
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