西神戸朝鮮初級学校、2023年3月末までに マンスリー支援者数100名を目標にプロジェクト実施 – Net24
兵庫県神戸市にある西神戸朝鮮初級学校の卒業生を中心とした支援チーム「西神戸朝鮮初級学校支援未来プロジェクト」が、同校を財政支援するため「継続寄付プロジェクト」をREADYFORにて2022年8月より開始。現在マンスリー支援者数が37名、月額約5万円(2022年11月28日時点)となっていることを報告します。年度末の2023年3月末までにマンスリー支援者数100名を目指して、引き続きプロジェクトのPRをしていきます。
西神戸朝鮮初級学校にはこれまで国からの助成金はなく学校財政は常に逼迫を極めており、有志の方々の寄付でどうにか賄われている状態です。そんな中、新型コロナウイルス感染拡大の影響によりさらに寄付も減少し、現在【年間500万円の運営費不足】に陥っております。
そんな難しい現状を打開しようと、卒業生をはじめ、心温かい日本の方々からご支援をいただきたく、支援チーム「未来プロジェクト」を立ち上げました。
■西神戸朝鮮初級学校について
兵庫県神戸市にある約50人の在日コリアンの児童・園児(満4歳~12歳)が通う朝鮮学校です。
<77年の歴史>
1945年から77年間、約4,000名の朝鮮半島にルーツを持つ在日コリアンの子どもたちが通ってきました。
<国籍は様々>
子どもたちの国籍は「韓国籍・朝鮮籍・日本籍」と様々で、日本に住みながらも朝鮮の言葉や文化を身につけることによって、コリアンとしての自分のルーツを知り、アイデンティティを確立していきます。
<豊かな教育カリキュラム>
日本の教育内容に沿ったカリキュラムと共に、ハングルの学習をはじめとした民族科目も組まれており、ネイティブによる英語教育も1年生から実施しています。付属幼稚園でも英語体験保育を行っております。
2015年からは、パソコンやタブレットによる教科書の電子化やプログラミング学習などのICT教育にも力を入れており、近い将来訪れるAI時代を生きていく子どもたちが「〇〇をやりたい!」と自らの意思で決定していくモチベーションと経験を重視して、日々の教育を行っています。
<阪神淡路大震災での地域社会との助け合い>
1995年の阪神淡路大震災の際は、学校を避難所として開放し地域住民と助け合ってきました。
今でも「災害時は避難所として開放する」旨を日頃から発信しており、「地域の学校」として地域住民との交流・貢献活動も積極的に行っております。
■活躍する卒業生たち
卒業生たちは日本社会の各分野でも幅広く活躍しています。
神戸市長田区の地域産業であるシューズ製造業や鉄鋼業、焼肉店をはじめ、日本の大手企業でも多く活躍しており、また医師、弁護士、IT分野…と、その活躍の場は様々です。
■年間500万円の運営費不足
そんな私たちの学校は、これまで国からの助成金が一切無く、学校運営費の大半は卒業生や地域の有志の方々、そして心温かい日本の方々からの寄付金でどうにか賄われているのが現状です。そんな中、さらに新型コロナウイルス感染拡大の影響で、学校への支援者は減少し、寄付金は減額。年間500万円近い運営費不足に陥っています。
■継続寄付のお願い
そんな大変な状況の中、卒業生を中心としたチームが立ち上がり「学校財政の補助ができれば」という想いのもと、この度「継続寄付プロジェクト」を開始することになりました。
支援いただいた寄付金は「西神戸朝鮮初級学校の運営・教育環境維持」の為に全額寄贈させていただきます。
※寄贈先である西神戸朝鮮初級学校には、寄贈する支援金の受け入れと継続寄付のストーリーに公表されることに関しての同意を得ております。
2021年にも、初めて実施したクラウドファンディングにて、卒業生や心温かい日本の方々など、多くの皆様のおかげで、4年生以上の児童たちにiPadを寄付することができました。
学校でも状況改善のために、日々多方面で努力しています。
朝鮮半島にルーツがありながら日本社会で育っていく子どもたちは、卒業生たちのように将来日本社会、また日本と朝鮮半島の架け橋として国際社会でも輝かしく活躍していきます。
皆様の応援とご支援を何卒宜しくお願い申し上げます。
*継続寄付ページへは、下記のURLもしくは「西神戸 継続寄付」で検索。
★プロジェクトページURL(READYFOR)
【月500円~】西神戸朝鮮初級学校を支援!子供達の明るい未来の為に
西神戸朝鮮初級学校支援未来プロジェクト
出典:@Press 「社会・政治・経済(国際)」のプレスリリース。
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