国際

トランプ大統領と高市首相、日米同盟強化の新協定に署名

トランプ米大統領と日本の高市早苗首相は28日午前、東京・迎賓館で直接会談し、日米関係を新たな「黄金時代」へと導く複数の合意文書に署名しました。両首脳の署名は同盟の強化、経済安全保障の深化、およびレアアース(希少鉱物)供給網の強化を重視したものです。​

署名文書の主な中身

  • 日米関税合意の履行:7月の関税合意に続き、今後も両国産業の公正な競争環境を守ることが確認されました。​
  • レアアース・重要鉱物の供給確保:スマートフォンや戦闘機などに必要なレアアースの安定供給に向け、中国依存を減らすため、非市場的政策への対応や協調投資を推進する内容になっています。​
  • 対米投融資の拡大:日本企業の米国内投資や、米国からの防衛装備品調達の拡大など、経済・安全保障面の相互強化が盛り込まれました。​
  • 「自由で開かれたインド太平洋」協力推進:地域の平和と安定、サイバーや技術分野の共同対策強化を明記しました。

合意に関する両首脳の言葉

高市首相は、「トランプ大統領と日米同盟の新たな黄金時代を築きたい」とコメントし、日本の外交・防衛・経済を総合的に強化する決意を強調しました。トランプ大統領も日本が「最も重要な同盟国」と語り、今後の関係強化に期待感を示しました。​

この日の署名は、アジア太平洋の安保や経済環境に大きな影響を与える節目となり、新しいリーダーシップの下で日米関係がさらに緊密化するきっかけとなりました。​

写真出典:首相官邸ホームページ

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