大広・大広WEDO、顧客とAIとの対話を通じた マーケティング支援プラットフォーム「DDD-AI」を開発- Net24ニュース
株式会社 大広(本社:東京都港区、代表取締役社長:泉 恭雄)と、株式会社 大広WEDO(本社:東京都港区、代表取締役社長:大地 伸和)は、生成AIを活用し、SNSなど顧客の声から顧客の姿を明らかにするなど、顧客やAIとの「対話」を通じて企業のマーケティング支援を行うプラットフォーム「DDD-AI(DeepDialogueDesign-AI/ディープダイアログデザイン エーアイ)を開発したことをお知らせします。
「DDD-AI」は、OpenAI※社のChatGPTなどの生成AIを活用し、企業のマーケティング支援を行うAIツール群を集約したプラットフォームです。AI&機械学習のスペシャリスト集団である株式会社Laboro.AI(本社:東京都中央区)の支援で開発しました。
まずは当社グループ社員での利用を開始、クライアント企業へのマーケティング支援に活用してまいります。
※OpenAIとは米サンフランシスコに拠点を構える、AI(人工知能)を研究・展開する企業です。
【参考資料】
「DDD-AI」に含まれるツールは、いずれも「対話」をテーマに設計されています。SNSなどの「顧客同士の対話」をAIが分析し顧客の姿を明らかにする「TribeAI」、「顧客とAIの対話」を活性化させCRMを支援する「BrandDialogueAI」、そして「AIとAIの対話」としてAI同士のワークショップにより新たな価値創出を支援する「ToiBoxAI」です。それぞれ単独でも活用できるほか、連携することでその価値を最大化します。
●TribeAI(トライブ エーアイ)
SNSにあふれる多数の投稿など、「顧客の対話」のデータは世にあふれていますが、テキストデータとして取り扱いが難しく結果として定量的な分析は限界がありました。「TribeAI」は様々な声のデータを解析し、ブランド・商品にまつわる価値観の塊(トライブ)に分類、顧客の姿を明らかにするAIツールです。
このツールは、ソーシャルリスニングのまったく新しい手法になるだけではなく、様々な「顧客の声」データにも活用することができ、顧客理解の新しいアプローチとなります。
例えば、ヘアケア商材のターゲット分析のために本AIを活用すると、SNSの声から僅かな時間で5つのトライブに分類し、詳細な分析が出力されました(画像)。
●BrandDialogueAI(ブランドダイアログ エーアイ)
「BrandDialogueAI」は、ChatGPTにブランド人格を付与し、各企業が保有する顧客データや商品データ等を基にしたダイナミックプロンプト※技術を通じて、各顧客とOne to Oneの対話を実施することができるAIチャットボットです。
このツールは、従来のチャットボットとは一線を画し「顧客との深い対話」を実現することができます。
※ダイナミックプロンプトは対話内容に応じて瞬時にプロンプトを入れ替える独自技術です。(特許出願中)
●ToiBoxAI(トイボックス エーアイ)
「ToiBoxAI」は、特定のテーマに対してAI同士のワークショップを行わせるツールです。議論が最も活発になる人格の組み合わせをAI自身が考えることで、新たな発見やアイデアを高速に得るためのサポートとして機能します。
「DDD-AI」の特徴は、「顧客との対話」をマーケティングに活用する視点です。大量の声を収集し、ここから顧客の姿を分析し、新価値発見に活かすこれらのツールを活用し、大広と大広WEDOは企業のマーケティング活動の全領域を支援してまいります。
【参考情報】
■株式会社Laboro.AI 会社概要
会社名 : 株式会社Laboro.AI(ラボロ エーアイ)
所在地 : 〒104-0061 東京都中央区銀座八丁目11-1
代表者 : 代表取締役CEO 椎橋 徹夫
代表取締役COO兼CTO 藤原 弘将
設立 : 2016年4月1日
ホームページ: https://laboro.ai/
出典:@Press