ローランド創業50年を記念したコンセプト・モデルを 特設ウェブページで公開- Net24ニュース
ローランド株式会社は、当社の電子ドラム、電子ピアノ、シンセサイザーの歴史とともに、創業50年を記念して製作したそれぞれのコンセプト・モデルを紹介する、特設ウェブページを公開しました。
1972年に創業したローランドは、各時代における最新の電子技術を駆使して、さまざまな電子楽器を生み出し、音楽の可能性を広げることに情熱を注いできました。なかでも電子ドラム、電子ピアノ、シンセサイザーは、当社事業の軸となるカテゴリーに成長し、その製品はプロ・ミュージシャンからアマチュア愛好家まで幅広い支持を得ています。このたび、創業50年の記念すべき年を祝し、当社のこれまでの歩みを総括するとともに、未来の楽器や音楽をイメージしてデザインしたコンセプト・モデルを製作しました。各モデルを紹介する特設ウェブページは、これまでのローランド製品の歴史や開発ストーリーも掲載した読み応えのある内容となっています。
※創業50年記念モデルは、いずれもコンセプト・モデルのため販売の予定はありません。
■電子ドラム:創業50年記念コンセプト・モデル『D-FLUX』
ローランドは、50年の歴史のなかで電子ドラムの開発に大きな情熱を注いできました。デジタル技術を駆使したPCM波形合成をいち早く採用し、リアルなサウンドを実現した「α(アルファ)ドラム」(1985年)、自宅でドラムを叩くというドラマーの望みをかなえた「コンパクト・ドラム・システム」(1992年)、画期的なメッシュ素材のヘッドによりアコースティック・ドラムと遜色ない演奏感を実現し、現在も進化を続ける「Vドラム」(1997年~)、ドラム・セットなどと組み合わせて演奏の幅を広げる電子パーカッションの数々など、ドラム/パーカッションの新たな歴史を切り開いてきました。
今回発表するのは、往年の「αドラム」から着想を得て、Deltaの「D」を冠したコンセプト・モデル『D-FLUX』です。1985年には存在しなかった技術を駆使し、「αドラム」のイメージを引き継ぐメッシュ・パッドを新たに設計。ひとつのパッドに複数の音色をアサインでき、さまざまなドラム・サウンドを表現することが可能です。バス・ドラムには、2つのビーターと従来のヘッドに代わる2本のベルトを備えた独創的な「ベルト・キック」を開発。広い打面がなくても、ダイナミックなバス・ドラムの演奏を実現しています。
創業50年記念コンセプト・モデル『D-FLUX』は、今後、ローランド・ストアやイベントなど、世界各地で展示・演奏を行う予定です。
ローランド電子ドラムの歴史と創業50年記念コンセプト・モデルはこちらのウェブページでご覧いただけます。
リズムの未来を追い求めて:ローランド・ドラムの歴史
https://articles.roland.com/ja/redefining-rhythm-a-history-of-roland-drums/
■電子ピアノ
伝統的なアコースティック・ピアノの美しい音色とその歴史に敬意を表しながら、ローランドは電子技術によって実現できるピアノのさらなる可能性を創業当時から追求してきました。1973年に国産初の電子ピアノ「EP-10」「EP-20」を発売以降、世界初のタッチセンス付き電子ピアノ「EP-30」(1974年)、ライブ・ステージで多くのプロ・アーティストの支持を集めた「RD-1000」(1986年)、ピアノを構成する要素を自在にモデリング(再構築)できる「V-Piano」(2009年)、家具ブランド・カリモクと共同開発した、木の温もりを感じ、現在のライフスタイルに溶け込むデザインの「KIYOLA」(2015年)、「未来のピアノの形」を求めて開催した「Digital Piano Design Awards」のグランプリ受賞デザインを実際に製作した「Facet Grand Piano」(2020年)など、各時代において革新的な電子ピアノを生み出しています。
そして、今回発表した創業50年記念コンセプト・モデルは、当社最新のサウンド・システムを搭載したコンセプト・モデルです。ローランドの主要な歴代ピアノの音色に加えて最新の音色も搭載。従来以上に自然なレスポンスを味わえる鍵盤タッチも実現しています。カリモク社と再び手を組み設計した一体成型の木製ボディは、過去と未来を融合するイメージでデザインされました。国産のナラ材を組み込んだ剛性の高いボディは、スピーカーから出力されるピアノの音色を忠実に響かせることにも貢献しています。
創業50年記念コンセプト・モデルは、10月21日(金)から開催されるオンライン・フェス「Roland/BOSS Players Summit 2022」にてプロ・アーティストによる演奏をご覧いただけます。
ローランド電子ピアノの歴史と創業50年記念コンセプト・モデルはこちらのウェブページでご覧いただけます。
終わらない未来:ローランド・ピアノの歴史
https://articles.roland.com/ja/the-future-never-ends-the-history-of-roland-pianos/
創業50年記念コンセプト・モデルのピアノ演奏が行われるオンライン・フェス「Roland/BOSS Players Summit 2022」ウェブサイトはこちら
(創業50年記念コンセプト・モデルは10月21日(金)に登場予定
演奏:ピアニスト 横山幸雄氏、牛田智大氏)
https://www.roland.com/jp/promos/playerssummit2022/
■シンセサイザー
創業間もない1973年に国産初のシンセサイザー「SH-1000」を発表以降、ローランドの歴史はシンセサイザーの歴史と言って過言ではありません。4音ポリフォニックやアルペジエーターなどを備えた「JUPITER-4」(1978年)を経て、1981年に登場した「JUPITER-8」は、8音ポリフォニックと独特の柔らかく温かいサウンドが多くのプロ・ミュージシャンの心をつかみ、その後のローランドのシンセサイザーの方向性にも大きな影響をもたらしています。
2019年には、独創的な音源システム「ZEN-Coreシンセシス・システム」を搭載した「JUPITER-Xシリーズ」を発表。往年の「JUPITER-8」を彷彿とさせるデザインに、歴代モデルから最新モデルまで、数々のローランド・シンセ・エンジンを搭載したフラッグシップ・モデルとして多くのシンセ・ファンの支持を得ています。
今年5月に発表した『JUPITER-X 50th Anniversary Model』は、ブラックの鍵盤にゴールドのアクセントを加えた精悍なデザインのコンセプト・モデルで、世界各地のイベントに登場し話題を集めています。
「JUPITER」をはじめとするローランド・シンセサイザーの歴史と創業50年記念コンセプト・モデルはこちらのウェブページでご覧いただけます。
JUPITER:キング・オブ・ポリシンセ
https://articles.roland.com/ja/jupiter-king-of-the-polysynths/
※ 製品画像は、ニュースリリース・ページ https://www.roland.com/jp/news/0999/ よりダウンロードいただけます。
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■製品に関するお客様のお問い合わせ先
ローランド製品サポート: https://roland.cm/contact
出典:@Press