綾凰華、朗読劇『若草物語』の劇中で性別が反転する場面に、「個人的にはフフフ…
東京・銀座の博品館劇場で5日に行われた朗読劇「Classic Movie Reading Vol.3『若草物語』」の取材会に、有沙瞳、綾凰華、小泉萌香、星南のぞみが登壇した。
今回、3度目の上演となる「Classic Movie Reading」は、邦画・洋画を問わず世界で語り継がれている名作映画を、映像や創作的な演出を取り入れた朗読劇である。
1868年に出版されたルイーザ・メイ・オルコット原作の『Little Women』を基に1949年に公開された映画「若草物語(邦題)」が今回の演目となっている。
物語は、アメリカの南北戦争時代にマサチューセッツ州の小さな町で暮らすマーチ家の4姉妹が、北軍として出兵中の父親不在の中で、母親のマーミーに見守られながら奮闘し、成長していく様子を描く。
長女メグ役には、元宝塚歌劇団の娘役スターとして活躍した有沙瞳がキャスティングされている。次女ジョー役には、同じく元宝塚歌劇団で男役スターの綾凰華、三女エイミー役には女優・声優としても活躍する小泉萌香、そして末っ子ベス役には、宝塚歌劇団を退団後も幅広く活動する星南のぞみが選ばれている。
有沙・綾・星南の3人は、宝塚歌劇団の同期だという。「3人とも雪組に在籍したことがありました」と綾が当時を振り返りつつ、「実は私、どちらかのお兄ちゃんを過去に演じたことがあるんです。ですが、この作品においては、この4人で全ての登場人物を演じていく上で、私が女性で2人が男性になる、そんな反転してしまう場面もあるんです。そこで、個人的にムフムフしちゃって…」とお茶目に話し、笑いを誘った。
公演スケジュールは、7月6日(土)と7月7日(日)の2日間に4回公演。綾は「4人とも関西出身で、本当に仲良く楽しくさせて頂いています。ぜひですね、その空気感がお客様に伝われば嬉しいなと思っております」とメッセージを発信していた。
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・Classic Movie Reading Vol.3『若草物語』…博品館劇場/WEBページ
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