74歳の奥田瑛二が語る「自分の寿命は101歳と決めている」家族や若者たちの未来…
俳優の奥田瑛二が4日、東京都内で開催されたWOWOW『連続ドラマW 完全無罪』の試写イベントに出席し、「自分の寿命を101歳と決めている」と発言した場面があった。
WOWOWで7月7日(日)午後10時より放送開始する本作は、大門剛明氏の同名小説を原作とした全5話のリーガル・ミステリーである。21年前に香川県で発生した少女誘拐殺人事件「綾川事件」の再審請求の行方を描く。
放送日である七夕に先駆けて、短冊に書かれた願い事を発表するトークコーナーが行われ、奥田は「101歳まで空を見ていたい」と記した。
▼ 「101歳まで空を見ていたい」と願い事を記していた、奥田
現在74歳の奥田は、「自分の寿命を101歳と決めている。あと27年ある。孫も含めた若者たち、家族がどんな大人になるんだろう…」と話しつつ、「これからの世の中、世界は大変な状況になってもいる。でも、みんなが平等に見れるのは空だから…101歳まで空を見たい」と語った。
101歳という数字について質問された際には、「新藤兼人という巨匠が亡くなったのが100歳。あと、ポルトガルのオリヴェイラ監督が亡くなったのが106歳なんです。そのお二人の間をとったのと、尊敬の念を込めて101歳にした。僕は俳優として、あと3年から5年ぐらいでセリフを覚えられなくなると思うのですが、監督としては『よーい!スタート!』という声はかけられると思う」と答え、映画人の飽くなき探究心が垣間見えた。
なお、試写イベントには広瀬アリス、北村有起哉、大森立嗣監督も参加していた。
▼ (左から)奥田瑛二、広瀬アリス、北村有起哉、大森立嗣監督
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・『連続ドラマW 完全無罪』…WOWOW/番組WEBページ
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