社会

鈴木エイト氏、テレビ出演時に「妻が送り出す際に『頑張ってきてね』って言って…


ジャーナリストの鈴木エイト氏が、20日の都内で、映画『テレビ、沈黙。放送不可能。II』の公開記念トークフェスに、立憲民主党の小西洋之氏と共に出席した。

上映後に実施された、二人によるトークセッション。小西氏は、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の問題を長年に渡って取材している鈴木氏に「多くのマスコミ、大きなマスコミが取り上げない中で、ひとり黙々と追及されている。色んなご苦労もあっただろうし、途中には、精神的にもしんどい時とかあったことが想像されます。どういう使命感、ジャーナリストとしての思いで頑張っていらっしゃるのか」と興味をもって質問した。

「この質問、よく聞かれることです」と鈴木氏。「僕のプロモーション的には『本当に苦労して、ずっと大変だったんです』って言った方がいいと思うんですけれど、実はあまり苦労を感じていなくて、 結構楽しみながらやっているんです。これまでの過去、政治家の慌て方、変な逃げ方をしたりだとか、 教団の変な反応とかを見て、めっちゃ面白いなと思って、その時にそれをただ発信していただけなんです」とサラリと返した。

自身が取り上げた内容について「報われなければ、ずっと報われないまま。まぁ、それが普通だと思っていたんです。それが、去年の事件が起きて、脚光を浴びることになっただけで、僕がやってることは基本的に変わってないんです。自分の中でただ、これは許せないって思ったこと、それだけをずっと追ってきただけなんです」と変わらぬ姿勢があったと話す。

「単純に自分の中の問題視していきたいことを、地道にやってきただけ。唯一、自分の仕事を振り返るならば、地道に資料を揃えて、データとして整えるためにやってきたので、そういう点を褒められると単純に嬉しいですね」とつけ加えた。

▼ (左から)小西洋之氏、鈴木エイト氏

映画『テレビ、沈黙。放送不可能。II』公開記念トークフェスにて

▼ (左から)小西洋之氏、鈴木エイト氏

▼ 鈴木エイト氏

旧統一教会の問題で、テレビ出演の際「妻が僕を送り出す時に『頑張ってきてね』じゃなく『楽しんできてね』って言ってくれるのです。僕もその点を意識していて、いつも気楽でいると言うと変かもしれませんが、ちゃんと問題として追っています。あまりストイックになり過ぎず、僕の性格としてストイックになっちゃうと続かないんですよ、多分」とコメントを並べていた。

本作は、タブー・忖度一切無しで語り合う「田原が墓場に持っていけない話」を映像化したシリーズの第2弾作品。今作においては、田原氏が「政府によるメディアへ圧力」をテーマに選んでいて、政府がテレビ番組の放送内容に介入ができるように放送法の法解釈変更を強要したという事実は、今年3月のこと、小西議員の告発によって明らかにされた経緯がある。田原×小西議員との対談によって、この禁断のテーマに鋭く踏み込んでいるものだ。

映画『テレビ、沈黙。放送不可能。II』の公開を記念したトークフェスは、東京・新宿のK’s cinemaを会場にして、本日が4日目のイベントとして実施。8月25日まで、田原聡一朗氏などのゲストを招いた舞台あいさつが予定されている。

▼ 8月3日に実施された『テレビ、沈黙。放送不可能。II』完成披露トークイベント





提供(C)ライブドアニュース

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