脚本家野島伸司氏、5年ぶりドラマの為に記者会見。「えっと〜、人と会って…」
脚本家・野島伸司氏が、16日の都内で、自身が5年ぶりに携わった地上波連続ドラマ『何曜日に生まれたの』(ABCテレビ・テレビ朝日系)の記者会見に出席。作品をPRしようと口を開いたが「あの〜、あまり人と会うことがないんで…。(100名以上がいる会場を見渡し)これだけいると、チョット人あたりして、明日はぐったりしそうな感じが…」とあののきながら挨拶した。
野島氏は、続けて「僕が言うことじゃないのかもしれませんが」と前置き。「ここに来ている方がたくさん宣伝をしてくれる土壌を作って頂けたらと思います。今日はどうぞ、よろしくお願いいたします」とキッチリお願いし、頭を下げた。
本作は、『高校教師』『101回目のプロポーズ』『ひとつ屋根の下』など日本を代表する名作を数々生み出してきた野島氏が、5年ぶりに地上波連続ドラマに挑むオリジナル作品。サスペンスあり、ラブストーリーあり、謎が謎を呼ぶ、予測不能の展開を楽しんでもらおうとジェットコースタードラマを書き下ろした。
野島氏は、コロナ禍も含む、ここ5年ほどの期間を振り返った。「行動規制もあったコロナの影響は凄く大きかった」と回顧。作品に落とし込んだ一つの要素として「キラキラしたキャンパスライフを想像していた大学の新入生。ずっと何年間もリモート授業になり、キラキラした青春を送れないまま卒業。独特で特殊な世界の中にいる若い世代が、私の中で、ずっと引っかかっていました。なので、この世代に寄り添おうかなと考えたのが、最初ですかね」と作品を書き始めた段階を示した。
その他に、今作について自己分析。近年の仕事を比較して「僕の仕事、どっちかというと、最近は2次元の方の漫画原作だったり、アニメの原作の方に行こうとしてる部分がありました。それが久々に、実写の作品に入ったのですが、まだチョット、2次元の部分が残っていて、作品の中にチラホラしているかもしれません」と説明を加えていた、
会見には、キャストの飯豊まりえ、溝端淳平、早見あかり、シシド・カフカ、陣内孝則、そして、占術家の水晶玉子氏も同席していた。
『何曜日に生まれたの』制作会見にて
主演を任された飯豊は、高校時代の事件をキッカケに、10年も部屋に引きこもっている20代女子の役どころ。タイトルにもある『何曜日に生まれたの』といった自分の誕生曜日で運勢を占う「曜日占い」もドラマの重要なカギになるそう。ちなみに、番組WEBページには、その「曜日占い」が検索出来る特設コンテンツも用意されている。
■関連リンク
・『何曜日に生まれたの』…朝日放送テレビ/番組WEBページ
『何曜日に生まれたの』制作会見にて
連続ドラマ『何曜日に生まれたの』(ABCテレビ・テレビ朝日系)は、8月6日よる10時にスタート。
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