社会

MISIAが再度メッセージを発信「ウクライナには760万人もの子供たちが平…


歌手のMISIAが、10日の都内で、日本ユニセフ協会による報道ブリーフィング『ウクライナ危機500日』に出席。そこでは「ウクライナの760万人もの子供たちが平和な日々を奪われたままで、もう500日。多くの方たちに関心を寄せてほしい」と呼びかけを行った。

MISIAは長年にわたって、様々な社会貢献活動に取り組んでおり、ウクライナ危機が拡大した2022年2月以降は、ライブ会場で平和を訴求するメッセージソングの披露や支援を呼びかける行動など、ウクライナで苦しむ人々へ心を寄せている。

▼ 壇上では祖父とのエピソードを紹介していた、MISIA

壇上に上がった場面では幼少の頃、祖父とのエピソードを紹介した。

「私は子供の頃、祖父から戦争の話を聞いたりして、平和について考える機会が多くありました。その中でも1番自分の身に引き寄せて、この平和の尊さを感じたことがありました。戦争では兵士だけではなく、自分と同じくらいの子供たちも亡くなっているんだと知った時でした。その時の気持ちを元に、戦争の恐ろしさ、悲しさを考えています」

MISIAは、問題に対して一緒に取り組むことを訴えた。

「貧困問題、環境問題、 私たちには解決しなければならない多くの問題があります。私たちが今すべきことは、 手と手を取り合ってともに生きていくことです。子供たちが戦争という暴力に怯えずに暮らしていける世界、そしてより良い世界へと進んでいくためにも、私たちは尽力し、 そして子どもたちが置かれている環境にこれからも心を寄せていきましょう」

続けて「すべての子どもたちが安心して暮らせる世界にいる。そしてすべての子どもたちが明日に希望を持って生きることができる世界、それは素晴らしい世界です」と、想像させた。

「日頃の報道の中でも、皆様もご存知のように、ウクライナの多くの子どもたちに被害が及んでおります。そして、今も760万人もの子供たちが平和で安心な日々を奪われたままで、 もう500日という本当に長い間、この苦しい状況下の中、生活を強いられている子どもたちの状況を、多くの方たちが関心を寄せていく必要があると思います。私はこれからもメッセージを発信し続けていきたいと思っております。今年の夏には、 平和の大切さを改めて感じて、そして、みんなで共に歩み合って、平和について考え合うフェス、そんな音楽フェス(8月4日から6日、河口湖ステラシアターで開催のPEACEFUL PARK Charity for Happy Inclusion 2023)が立ち上がっておりますので、私も参加いたします」と予告していた。

■関連リンク
・日本ユニセフ協会…公式WEBサイト





提供(C)ライブドアニュース

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