Androidスマホで画面切れ部分もスクショできる、が標準対応になっていた -ライブドア
画面に表示されているWebページや地図、電車の乗り換えなどを画像として保存することをスクリーンショット(スクショ)という。
スクショは、画像に印を付けたりなどして、LINEトークで共有するといった便利な使い方ができることから、今や一般的な手法といえるだろう。
Webページなら、
URLを相手に送って相手にアクセスしてもらうという方法もあるが、
アプリの画面やレストランの予約確認メールなどの場合は、そういうわけにはいかない。
また会食での店の予約確認メールの場合は、
昔ならメールを転送するといった方法が多かったが、今ではLINEなどSNSでの連絡が主流になっている。
そのような連絡をするときに便利なのが「スクロールスクショ」だ。
Android 12からは、このスクショが見えている画面だけでなく、
スクロールして見えていない全ページの保存ができるようになっているのだ。
スクロールスクショの操作は簡単だ。
まずは、いつもと同じようにスクショの操作をする。
だいたいは電源キーとボリュームダウンキーの同時押しだ。
すると、左下に「キャプチャ範囲を拡大」や「スクロール」などの文字が表示されるのでそこをタップする。
「キャプチャ範囲を拡大」の場合は、縦長の画面が表示されるので枠線部分をドラッグして保存したい範囲を決める。
Webサイトなら最下部の不要な部分などは範囲に入れないようにすることもできるし、例えば右横に不要な広告などが入っている場合は、横幅を狭めることもできる。
筆者の機種「OPPO Reno5 A」の場合は「スクロール」と表示される。
ここをタップすると、自動的に下までスクロールしてくれる。
最下部まで到達するとスクロールが止まり、「キャンセル」か「完了」を選ぶ。
「完了」を選ぶと保存され、「写真」や「フォト」などのアプリで確認できる。
スクロールをしている途中、または止まった時点で、下部が不要だと思えば手動でトリミング位置を決めることもできる。
スクロールなしのスクショ(左)、手動トリミングしたスクロールスクショ(中央)、自動スクロールで取得した全内容のスクロールスクショ(右)
残念ながら、スクショした後に「共有」や「スクロール」といった文言が表示される画面はスクショできないため、ここでは画面を交えて説明することができなかった。
しかし、スクショするとすぐに左下に表示されるので、操作で迷うことはないはずだ。
もしそういった表示が出てこない場合は、Androidが12にアップデートされていない可能性がある。
設定の「デバイス」欄でAndroid OSのバージョンを確認しよう。
執筆 内藤由美
提供(C)ライブドアニュース