室井佑月、糖尿病の理解拡大「私は物書き。微力ながら、次の小説は…糖尿病の可憐な主人公にしたい」 -ライブドア
作家でタレントの室井佑月が、19日の都内で、糖尿病における運動の大切さを伝えるイベント『歩いて学ぶ糖尿病 バーチャルウォークラリー』にゲスト参加した。
現在52歳の室井は、オンライン形式で配信されたトークショーに臨んで「私は、35歳のときに、膵臓(すいぞう)に出来た腫瘍のため、3分の2ほどを摘出しました。それから約4、5年後に糖尿病を発症しました」と自身の病歴を明かした。
発症してから10年以上が経過。「今は、3カ月ごとに定期健診。最初は大変だったけれど、今は、悪くもならず、踏みとどまっている状況は、自分に合うと思える薬と信頼が出来る先生をようやく見つけられたからだと思っています」と現在の症状も伝えた。
“糖尿病”と聞いたときの世間のイメージや誤解の大きさを話題にした。特に子供の患者さんの多くから『変更してほしい』という要望があるそうだ。専門家も「糖尿病は、血糖値が高い病気で、尿に糖が出るという病気じゃない。それは、血糖値が測れない時代に今の名前にしてしまった。”尿”という漢字を取ってほしいという要望は、昔からあるんです」と説明を加えた。
尿の病気じゃないと、世間の印象を変えるため、理解を深める行動を考えた。「私は物書きなので」と室井。「微力ながら、次の小説を書くことがあれば…糖尿病の可憐な主人公にしてみたい」と一つのアイデアを出していた。
▼ 室井佑月
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・「歩いて学ぶ糖尿病バーチャルウォークラリー」…イベント案内WEBページ/日本糖尿病協会
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