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価格高騰のiPhoneからAndroidスマートフォンに乗りかえるコツ -ライブドア

価格高騰のiPhoneからAndroidスマートフォンに乗りかえるコツ -ライブドア


iPhoneは人気のスマートフォンだが、円安により本体価格が高騰している。
iPhoneの価格の高騰は新製品だけでなく、中古製品にも及んでおり、iPhoneの買い換えを躊躇する人も増えそうな状況だ。

それに対してAndroidスマートフォンは、高価格な製品だけでなく、低価格な製品も多く、コストパフォーマンスに優れているだけでなく、折りたたみ機種や、5000万画素以上の高画素カメラ搭載機種、タフネスモデル、ゲーミング特化モデルなど、用途にあわせた製品を選択できるメリットもある。

iPhoneの価格高騰をきっかけに、iPhoneからAndroidスマートフォンに乗りかえを考えている人も増えるかもしれない。

しかし、iPhoneからAndroidへの乗りかえで問題なのが、iPhoneに保存している写真やビデオ、連絡先などのデータ移行だ。

iPhoneからAndroidへの移行がスムーズにできるか?
不安に思っている人も多いだろう。

そこで今回は、iPhoneからAndroidに乗りかえるコツをまとめてみた。

■移行できるデータを確認しておこう
iPhone同士なら簡単に移行できたデータも、Androidスマートフォンへの移行となると難しい場合もある。
まずは移行できるデータを確認しておこう。

〇移行できるデータ
・連絡先
・メール
・スケジュール
・写真やビデオ
・メモ

〇移行できないデータ
・通話履歴
・SMS/MMS
・iMessage
・ボイスメモ
・iPhoneアプリのデータ

iPhoneアプリのデータは、人によってはかなり重要だろう。
Facebookであれば、メッセンジャーのやり取りはネット上にあるため、そのまま引き継げるが、アプリ内にデータを保存しているアプリなどでは、やり取りが引き継げないことも多い。

たとえば、LINEでは、プロフィールや連絡先、LINE Pay、購入済みのスタンプは引き継げるが、トークの履歴は引き継げない。

■データ移行は3通り
データ移行の方法は、次の3通りに大別することができる。
・アプリを使う
・クラウドサービスを使う
・専用機器を使う

1. アプリを使う
ドコモやau、ソフトバンクと契約している人であれば、それぞれの通信事業者(電話会社)が提供するアプリを使ってデータの移行ができる。

〇ドコモ
「ドコモデータコピー」を使用すれば、連絡先、カレンダー、写真、動画を移行できる。


機種やOSバージョンの違いにより、移行できる項目が異なるため、よく確認しよう。

〇au
「データお預かり」を使用すれば、アドレス帳、写真・画像・動画(300MB以下のファイル)、カレンダーなどのデータを、auサーバーで預かって、Androidスマートフォンに移行できる。


データはauサーバーで預かるため、故障時も安心だ。

「データお引っ越し」はauのサーバーにデータを一時的に保存して、Androidスマートフォンにデータを移行することができる。アドレス帳、画像、動画のデータ移行をサポートしている。


難しい操作は不要であり、進捗状況もひと目でわかる。

〇ソフトバンク 
「かんたんデータコピー」を利用すれば、電話帳、写真、動画、カレンダーを移行することができる。


機種によってはコピーできないデータがあるので、ホームページでよく確認しよう。

いずれのアプリも、機種によって対応していないこともあるため、事前にサイトで確認しておこう。

2. クラウドサービスを使う
ネット上のデータ保存サービス(クラウドサービス)を利用して、写真やビデオなどのデータをバックアップすることができる。
ただし、この場合はAndroidスマートフォンからクラウドサービスにアクセスして本体にダウンロードする必要がある。

〇iCloud
Appleが提供する「iCloud」を使用すれば、iPhoneの写真やビデオをクラウド上に保存して、Androidスマートフォンで使用することができる。

また、WebブラウザでiCloud.comにアクセスすると、AndroidスマートフォンやMac、Windowsからアクセスできる。


iPhoneで撮影した写真は、iCloud上にバックアップすることができる。

〇Dropbox
「Dropbox」でも、iPhoneの写真やビデオを保存すれば、Androidスマートフォンで使用することができる。
iCloudと同じく、Webブラウザ経由でアクセスすることも可能だ。


DropboxでもiCloudと同様に、iPhoneの写真をバックアップすることができる。

iPhoneの「Dropbox」アプリを使用すれば、Dropboxの「カメラアップロード」フォルダに、iPhone内のすべての写真を自動的にアップロードすることができる。

3. 専用機器を使う
ドコモショップにある専用機器「DOCOPY(ドコピー)」を利用すれば、iPhoneとAndroidスマートフォンとの間で、データを移行することができる。

対応しているデータは、下記のとおり。
・電話帳(電話番号・メールアドレス)
・カメラ画像(ピクチャ)
・送受信メール(iモードメールやドコモメール(ローカル)のデータ)
・ムービー(動画)
機種によっては、データ移行やバックアップできないデータがある。

iPhoneの連絡先、写真、動画などのデータは、個人情報が含まれるため、機種移行の際には細心の注意を払う必要がある。
データ移行の方法は3通りあるので、自分がわかりやすい移行方法を選択しよう。写真のバックアップであれば、クラウドサービスを利用するのが手っ取り早いだろう。

ドコモデータコピー
auバックアップアプリ
かんたんデータコピー

ITライフハック 関口哲司





提供(C)ライブドアニュース

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