岸田総理大臣とサルコジ元フランス大統領との会談
9月27日、午前11時10分から約15分間、岸田文雄内閣総理大臣は、故安倍晋三国葬儀に参列するため訪日中のニコラ・サルコジ元フランス共和国大統領(H.E. Mr. Nicolas SARKOZY, Former President of the French Republic)と会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。
冒頭、岸田総理大臣から、故安倍晋三国葬儀への参列に感謝を述べ、サルコジ元大統領を始め歴代の首脳間で築いてきた信頼関係は日仏関係の発展に大きく寄与しており、特別なパートナーたる日仏間の連携を更に強化していきたい旨述べました。これに対し、サルコジ元大統領から、安倍元総理大臣の逝去に対し、心から哀悼の意を表し、フランス国民全体が衝撃を受けた旨述べ、フランスは日本との関係を非常に重視しており、様々な分野で日仏協力を更に強化していきたい旨述べました。
両者は、地域情勢についても意見交換を行い、岸田総理大臣から、欧州とインド太平洋の安全保障は不可分との認識を表明し、両者は、ロシアによるウクライナ侵略に対して引き続き同志国間の結束が重要であることや、基本的価値を共有する日仏両国が連携して対応することの重要性を確認しました。
両者は、国連改革を含む国際社会の諸課題に関する協力についても確認しました。
(写真提供:内閣広報室)
出典:外務省ホームページ – URL