社会

酷暑の熱中症は人だけでなく、PCも危険な状態に! 部屋温度上昇、加熱クラッシュを防いで節電する方法 -ライブドア


酷暑の熱中症は人だけでなく、PCも危険な状態に! 部屋温度上昇、加熱クラッシュを防いで節電する方法 -ライブドア


近年の夏は、とにもかくにも暑い。
体温並みの気温になることも、もう珍しくなくなった。
体温を超えることさえ、頻繁にある。

風鈴とうちわで過ごす。
そんな日本の風流な日々はもう戻ってこないかもしれない。

特に今年の夏では、エアコンを適切に使いながらも節電が求められている。

そしてコロナ禍でテレワークが増えた現在では、
部屋の中には季節を問わず、もうもうと熱を出し続けているモノがある。
それがパソコンだ。

●パソコンと熱は切り離せない
デスクトップパソコンでもノートパソコンでも、背面からファンの音が絶え間なく聞こえるのが気になったことがあるかもしれない。
もし今まで、パソコンが出す熱を意識したことがなかったなら、そのファンの近くに手を当ててみよう。あたたかい(もしくは熱い)風を感じるはずだ。

パソコンの熱は、ほぼCPUやGPUから発せられる。いわば頭脳部分が熱くなっている。その温度は最高100℃近くになることもあり、直接触れば火傷するほどだ。

100℃以上になる可能性もあるのだが、規格上では100℃を超えると暴走し、わかりやすく言えば壊れてしまうため、自動的に停止するような仕組みも搭載されている。

いずれにしても、この状態のパソコンは、
沸騰したやかんがずっと置いてあるようなものだから、周囲や部屋が熱くなるのも当然なのである。

CPUの温度をリアルタイムで見られるソフトもある。
熱くなっているようならちょっと手を止めてパソコンの頭脳を冷ましてあげよう。


フリーソフトの「CoreTemp」。CPUの温度をリアルタイムで見られる。


CoreTempをインストールするときは公式Webサイト(https://www.alcpu.com/CoreTemp/)からダウンロードするが、余計なアプリを一緒にインストールしないように、ウィザードで「Additional icon recommendation:」はオフにしておこう。Webサイトやインストールは英語だが、ソフトは日本語表示に対応している。

パソコンはファンを回してなんとか自らの頭脳を冷まそうとする。
それでも通常で50℃前後あり、熱いことには変わりない。
当然、パソコンを置いた部屋も暑くなる。

もちろんパソコンを起動しなければいいのだが、
・リモートワークもする
・趣味のゲームもしたい
・ネットで動画を見たい
などなど、いまどきパソコンをまったく使わないというのは無理な話だろう。

暑い夏にパソコンを使うときのポイントは、余計な熱を出さないように使うことだ。

余計な熱を抑えれば、部屋を熱くしないことになり、ひいては節電にもなる。
ちなみに放熱のために動くファンはモーターが回転する機械的な動作があるため、半導体に比べるとけっこうな電力を消費する。
熱を抑えればファンの動きも減り、節電効果はさらに増すことになる。

●パソコンの熱を抑えるための厳選ポイント
パソコンから出る熱を抑える工夫はいろいろあるが、簡単で効果的なものを取り上げていこう。

・負荷を抑えて稼働アプリは最小限に
パソコンの頭脳であるCPUは、負荷が高いと高温になる。つまりパソコンの頭脳を激しく使えば熱が出るのだから、パソコンに楽をさせてあげればよい。ではどのようなときに負荷が高くなるのか。

動画編集など
動画のレンダリング(変換)のように、複雑でメモリ容量を大量に使いそうな作業はCPUに負荷がかかる。レンダリングは時間もかかるので、ほかの作業が終わったあと、たとえば夜になってから作業しよう。

複数の作業
負荷の軽いアプリでも、いくつも同時に動作させれば負荷は大きくなる。ファイルのコピー中に待ちきれず、ネット動画を見ながらオフィスアプリを起動して作業する、なんてことをしてはいないだろうか。どうしても必要な場合はやむを得ないが、極力1つの作業を1つずつ進めていくようにしよう。

前述のCoreTempなどでCPUの温度を見ながら作業すると、どのようなときに高温になるかわかるので、温度を上げない作業のコツもわかってくる。

・こまめに電源のオン/オフをしない
節電したいからといって、パソコンの電源をあまりにこまめにオン/オフするのはかえって電力の浪費にもなり、発熱の原因にもなる。
パソコンは起動時に多くの電力を使い、CPU温度も一気に上昇する。少し経つと落ち着くが、安定するまではパソコンが全力で動作しているような状態だ。ちょっとの休憩程度であれば、わざわざ電源を切らずに、モニターをオフにする程度で十分だ。

・ノートパソコンを机から少し浮かして風通しよく
ノートパソコンの場合、本体の底面から排熱する機種が多い。
つまりパソコンの底から温風が吹き出しているので、熱がこもりやすい。そこでパソコンを少し浮かせて、温風を逃げやすくしてあげよう。ノートパソコンの底面は四つ足などで少し底上げしてあるが、もう少し間を広くするとより効率よく放熱できる。底上げするには、100円ショップで販売しているような小さなブロック素材などで十分役に立つ。
また、パソコンの放熱用に作られた金属製の「すのこ」は、電気を使わず放熱効率を上げる優れものだ。


パソコンの下に敷いて放熱を吸収するアルミ製の「すのこタン。」。萌え系アイテムが目立つが無地もある(筆者も無地を使っている)。
https://www.sunokotan.com/

・パソコンクーラーを下に敷く
もう少し本格的に放熱するなら、パソコンの下に設置する放熱ファンがある。
ノートパソコンを置けるサイズの台にファンが組み込まれ、左右と背面方向に放熱してくれる仕組みだ。ファンが組み込まれているため、多くは電源にパソコンのUSB端子を利用する。電力は使うが、放熱効果は大きく、トータルでは発熱を抑え、節電にもなるだろう。


Amazonなどでも「パソコンクーラー」は多数販売されている。果たして派手なライトが必要かどうかは別として、ノートパソコンのサイズに合うものを選ぼう。
※画面は一例

猛暑というよりもはや酷暑が続く今年の夏。
パソコンの発熱を抑えることで、室温への影響を抑え、「パソコンのせいで暑い」なんて家人から言われないようにしたい。

執筆 八木重和





提供(C)ライブドアニュース

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です