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松本まりか、ネグレクトの母役で実感「非難の標的になるけれど、社会や環境を考えることも大事」 -ライブドア


松本まりか、ネグレクトの母役で実感「非難の標的になるけれど、社会や環境を考えることも大事」 -ライブドア


女優・松本まりかが、11日の都内で、映画『ぜんぶ、ボクのせい』初日舞台あいさつに登壇した。
責めら

映画『ぜんぶ、ボクのせい』の初日舞台あいさつが、11日の都内で行われ、キャストの白鳥晴都、川島鈴遥、オダギリジョー、松本まりか、松本優作監督らが登壇した。

児童養護施設で暮らしてる13歳の中学生が、主人公の映画。施設にも学校にも馴染めず、母親と暮らしたいと願いが強くなり、施設を抜け出す。自分の居場所を求める希望や、愛を渇望する少年の行方が描かれる。

松本は劇中で、男のために息子を捨てる“毒母”を演じていて、子供に対する育児放棄や怠慢について、気づきがあったという。現実に「ネグレクトの母親の報道があると、非難の標的になります。その報道が増えていっても、母親の感情に寄り添うことが難しい、そんな社会があります」と話し始めた。

そんな家族に寄り添うことが難しい、他から見て「共感しづらいことですし、共感できないことも分かります。でも、私が(ネグレクトの母親)を演じたときに感じたものは複雑だった記憶があり、母親だけを責めることが出来ませんでした。非難するだけじゃなく、どうしてその母親が生まれてしまったのか、社会や環境を考えることが大事なんだと、あのシーン、母親役をやってみて実感しました」と口にした。

▼ 子供に対するネグレクト「社会や環境を考えることも大事」と松本

「それは、自分にとって大きな気づきでした。この映画は、今の社会への問題提起をしています。私と同じように問題があると気づいてもらえると嬉しいです」とメッセージを残していた。

▼ (左から)松本優作監督、松本まりか、白鳥晴都、川島鈴遥、オダギリジョー

映画『ぜんぶ、ボクのせい』初日舞台あいさつにて

▼ 映画『ぜんぶ、ボクのせい』予告映像

■関連リンク
映画『ぜんぶ、ボクのせい』 – 公式WEBサイト





提供(C)ライブドアニュース

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