1万円以下で入手できる薄型パンケーキ魚眼レンズPergear 10mm F8を試す -ライブドア
ミラーレスカメラの魅力は、交換レンズで様々な撮影シーンに対応できることです。
交換レンズの種類としては、大きく分けて、焦点距離毎に種類が分かれている単焦点レンズと、広い範囲の焦点距離に対応するズームレンズがあります。
利便性を考えるとズームレンズのほうが便利ではありますが、個性が強く、性能も高いレンズが多いことから単焦点レンズは、中級者以上のユーザーに人気があります。
単焦点レンズの中でも特に個性的なのが魚眼レンズです。
広角レンズより広い範囲を写すことができ、画面周辺を大きく湾曲する写真が撮れます。
常用には向きませんが、1つ持っていると、アクセントのある写真を撮ることができるので便利です。
この魚眼レンズを手軽に楽しめるモデルとして「Pergear 10mm F8」があります。
Pergear 10mm F8は、薄型パンケーキスタイルのレンズで、レンズキャップ程度の大きさしかありません。このため交換レンズとして持ち歩いても負担になりません。
価格も一万円以下で入手しやすくなっています。
マニュアルフォーカスレンズで、前面にフォーカシングレバーがあり、マウントはソニーE(APS-C)、ニコンZ(APS-C)、富士フイルムX、マイクロフォーサーズマウントが用意されています。レンズ構成は4群5枚となっており、絞りはF8固定です。
小型ながらも、中央部分は解像度の高い描写になっています。
Pergear-Japanよりサンプル品をお借りしました。フルサイズミラーレスのソニーα7CにてAPS-Cモードにて試写しましたので、紹介します。
Pergear 10mm F8
Pergear 10mm F8とα7C
作例1(シャッター速度1/640,ISO100,F8固定)
作例2(シャッター速度1/320,ISO100,F8固定)
作例3(シャッター速度1/125,ISO500,F8固定)
Pergear 10mm F8は、非常に薄く小さいため、小型のα7Cとマッチしました。
F8固定ですので、フォーカシングレバーを、5m程度に合うようにフォーカスを固定しておけば、パンフォーカス撮影も可能です。
手軽に魚眼レンズを使いたいユーザーにお勧めのレンズです。
執筆 伊藤浩一
提供(C)ライブドアニュース