『その女、ジルバ』で話題！ 山本彩が歌う『ドラマチックに乾杯 その女、ジルバ Lounge ver.』の撮影現場からリアルレポートと本音をお届け -ライブドア
山本彩が歌う、2月24日リリースの『ドラマチックに乾杯』。本作はオトナの土ドラ枠の歴代最高視聴率をマークするなど、放送のたびに注目を集めている『その女、ジルバ』（東海テレビ・フジテレビ系）の主題歌としてお茶の間に浸透中の話題のナンバー。歌詞もサウンドもドラマの内容とリンクするような大人の香り漂う内容に仕上がっており、聴くたびにあの名シーンが頭をよぎるだろう。そして今回、『ドラマチックに乾杯 その女、ジルバ Lounge ver.』の撮影の現場に潜入。ドラマに登場する超高齢熟女BAR「OLD JACK＆ROSE」のセットの中でドラマチックに歌う、山本の姿をインタビューと共に届けていく。
まるで山本彩も「OLD JACK＆ROSE」の一員のよう！ ゴージャスな衣装は「新鮮な感じがする」
キラキラ輝くシャンデリア、刺繍入りのソファ、真っ赤なカーテン…そこにはまさに「OLD JACK＆ROSE」の世界が広がっていた。今にもアララ（池脇千鶴）やくじらママ（草笛光子）達による宴が始まりそうなBARに姿を現した山本。「OLD JACK＆ROSE」のセットに入るのは初ということで、ドラマと全く同じ世界が目の前にあることにかなり興奮している様子。まず『その女、ジルバ』の主題歌を担当すると決まった時の感想を聞くと、「今回のドラマは登場人物の平均年齢が高く、そのため自分がそのような方達に釣り合うような楽曲を書けるのか心配でした。けれど台本を読ませていただいたら、純粋に“楽しいな”って気持ちがわいて、曲作りに対する不安はなくなったのです。制作中もドラマのことを思いながら楽しくやらせていただきました」と振り返った。
そして撮影が始まり、バーの席に1人で腰を掛ける山本。これまでの爽やかでハツラツとしたパブリックイメージを覆すような、切なく大人びた表情や視線の使い方に思わず目がいく。また、今回はBARの世界観に合わせ艶やかな衣装を着用。そこで本日の衣装のお気に入りポイントを聞くと、「こういったゴージャスな衣装ってなかなか着る機会がなくて（笑）。普段は私服を衣装にしたものが多いので、すごく新鮮な感じがしますね。セットとも馴染みが良いですし、背伸びさせていただきました」と微笑んだ。
山本彩もすっかり“ジルバファン”！ ドラマのBARに足を踏み入れ、「自然と雰囲気が出せた」と笑顔
『ドラマチックに乾杯 その女、ジルバ Lounge ver.』は山本によるエモーショナルな演技も見どころだが、バックバンドを帯同させた歌唱シーンもポイント。山本にファンに見てほしいシーンはどこか質問すると、迷わずこの歌唱シーンを挙げて次のように話す。「今回はパーカッション、ウッドベース、エレクトロピアノと普段の自分のライブでは迎え入れていないような演奏者の方に来ていただいて、歌唱シーンを撮影しています。やっぱりアレンジが違うと、映像の世界観や雰囲気も異なってくるんだなと実感しましたし、そういう部分も楽しんでやらせていただきました」。
ドラマはリアルタイムで鑑賞し、山本自身も作品を「大好き」と明言。山本はそんないちファンとしてドラマの世界に立つことで、何を感じ、それを今回の表現にどう活かしたのか？ すると「普段ドラマで出演者の皆さんを観ているので、“もし自分がアララ達だったらどんな表現をするのかな？”というのを考えながら演じていました。あと、落ち着いたセットに入ったら自分も少し年齢が上がったような気がして。おかげで自然と作品に合わせた雰囲気が出せたと思います」と口角を上げながら回答した。
「自分は楽曲でドラマをサポートさせていただいている立場」。ヒットドラマの主題歌を担当するアーティストの本音を吐露
今回のような注目度の高いドラマの主題歌を務めるのは、歌手として一体どんな心境なのだろうか？ 「自分はあくまで楽曲でドラマをサポートさせていただいている立場。『ドラマチックに乾杯』はドラマの内容に触れて純粋に作品のファンになり、そこからインスピレーションを受け、書かせてもらった楽曲です。言うまでもなくドラマが主役なのでまずは皆さんにお話を楽しんでほしいし、その面白さが伝わった後で、“そういえばあの主題歌も良いよね”と感じてもらえたら嬉しいです」。
最後に『ドラマチックに乾杯』のタイトルにちなんで、「最近プライベートでドラマチックな出来事はあった？」と尋ねると、「なかなか…普段はインドアなので…（苦笑）」と言葉に詰まるも、「あ、でも想像していらっしゃることと違っていたら申し訳ないんですが…（笑）！」と言って次のように答える。「好きなアニメ作品のくじを引きに行った時です。そこで好きなキャラクターが一発で出て、自分のなかですごくドラマチックに感じました（笑）！」。この山本に可愛らしい回答に周囲はドッと笑い声に包まれた。
以下は撮影のこぼれ話となるが、山本がバーの席に座って振り向くシーンは、何度も微調整を繰り返しながらの撮影だった。映像にすると短いシーンだが、ひたすら納得がいくまで撮影に取り組むチーム一同。そんな緊張感走る空気の中で、スタッフの「振り向きお願いしまーす！」という掛け声に合わせて振り向く山本の艶やかな横顔が心に残った。
※なお、「Vocal & Piano ver.」の動画は、近日公開予定
『ドラマチックに乾杯 その女、ジルバ Lounge ver.』撮影現場にて
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