ひと目でPDFの中身がわかる！　アイコンをサムネール表示させる方法 -ライブドア

Windows 10では、画像ファイルや動画ファイルを「中アイコン」以上で表示すると、サムネール形式で表示される。サムネール表示はファイルの中身がひと目でわかるようになるため、非常に便利だ。

ところがPDFファイルの場合は、標準設定のままだと、中アイコン以上にしても通常のアイコンとして表示され、サムネール表示されない。

PDFも頻繁に使うファイルなだけに、サムネール表示したい人も多いだろう。

そんなときは、アドビのPDFビューワーである「Adobe Acrobat Reader DC」の設定を変更すれば、PDFファイルをサムネール表示させることができる。

今回は、PDFファイルをサムネール表示に変更する方法をご紹介しよう。

■PDFファイルのアイコンをサムネール表示させる手順
PDFファイルをサムネール表示させるには、以下の手順で「Adobe Acrobat Reader DC」の設定を変更すればいい。

PDFのサムネール表示には、このアプリが必須となるので、まだインストールしていない人は、これを機会に既定のアプリとして導入しておこう。

１.アプリの環境設定を開く
Adobe Acrobat Reader DCを起動し、「編集」→「環境設定」をクリックする。

２.分類から「一般」を開く
画面左側の分類一覧から「一般」をクリックする。

３.サムネールのプレビューを有効にする
右側に表示された項目にある「Windows ExplorerでPDFサムネールのプレビューを有効にする」にチェックを入れ、「OK」をクリックする。

４.機能の追加を実行する
「現在のインストールに機能を追加してよろしいですか？」と表示されるので、「はい」をクリックする。機能の追加が完了すれば、設定は無事終了だ。

５.アイコンがサムネールで表示される
設定が完了すると、PDFファイルのアイコンがサムネール形式で表示される。

保存しているPDFファイルが増えてくると、似たような名前のファイルも多くなる。
こうなると、どのPDFファイルが、どの内容だったのか混乱し、ファイルを開いて確認するといった手間も増える。

しかしPDFファイルのアイコンをサムネール表示にすれば、ひと目で中身がわかるので、ファイルを開いて確認する手間も不要にある。

テレワークなどでPDFを扱う機会の多い人は、ぜひサムネール表示を活用してほしい。
執筆：しぶちん（ITライター）

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