保護猫で広がる支援の輪。1か月で1,000万を達成。「老猫ホームとホスピスケアを併設した譲渡型保護猫カフェを神保町に!」
一般財団法人ちよだニャンとなる会は、2021年12月1日より「老猫ホームとホスピスケアを併設した譲渡型保護猫カフェを神保町に!」にて資金調達のためクラウドファンディングを実施。2022年1月1日に1,000万円の支援を達成。現在も続々と支援が集まり続けています。 ここ数年、路上で倒れている傷病猫の相談が後をたたず、当会運営の1号店の保護猫カフェはすでに老猫と傷病猫が余生を送る場ともなっているのが実情で、保護猫たちの新たな居場所が必要です。 現在576名の方からご支援と共感が寄せられており、飼い主のいない猫の動物福祉を皆で考え、一人ひとりの意識がこのような問題の解決に向いていることを示す機会となっています。
約20年に渡り千代田区と協働で飼い主のいない猫問題で活動を続ける非営利団体 一般財団法人ちよだニャンとなる会(東京千代田区・代表 香取章子、以下当会)は、2021年12月1日より「老猫ホームとホスピスケアを併設した譲渡型保護猫カフェを神保町で」にて資金調達のためクラウドファンディングを実施。2022年1月1日に1,000万円の支援を達成。現在も続々と支援が集まり続けています。
「老猫ホームとホスピスケアを併設した譲渡型保護猫カフェを神保町に」
https://readyfor.jp/projects/chiyodaneko2021
一般財団法人ちよだニャンとなる会では、行政と協働で飼い主のいない猫の問題に20年間取り組んできました。2011年には、東京・千代田区で全国に先駆けて猫の殺処分ゼロを実現し、現在もゼロを継続中です。
団体の発足当初は不妊・去勢手術をした猫たちを「地域で見守る猫」として、元いた場所に戻す活動をしてきました。しかし昨今、地域で猫を見守ってきた人たちの高齢化が進み、地域猫たちの居場所が失われつつあります。
この状況を改善したいと考え、秋葉原に譲渡型保護猫カフェ「ちよだニャンとなるcafé秋葉原」(1号店)を開き、保護した猫たちの譲渡をすすめる場を作りました。
しかし、路上で倒れている傷病猫の相談が後をたたず、実際にはカフェは老猫と傷病猫が余生を送る場ともなっているのが実情です。かつて地域猫として暮らしていた猫たちの高齢化に伴い、今後も譲渡できない傷病猫や老猫の保護が増えていくと予想される中で、保護猫たちの新たな居場所が必要となっています。
そこで、このたび本屋街として人気の神田神保町にもう一つの保護猫カフェを開設することを決意しました。
めざすのは、老猫ホーム&ホスピスを併設する「譲渡型保護猫カフェ」です。みなさまにお越しいただける拠点を作ることで、都市化された街で生きる猫たちの現実を伝えていけたらと考えています。「殺処分ゼロ」を超えて、「路上死ゼロ」をめざしたい。そのためには、保護猫たちの譲渡をよりいっそう進めるとともに、猫たちが余生を過ごす場所が必要です。
クラウドファンディグに挑戦することで、資金を調達することができるのは大変ありがたいです。また、それ以上に、活動に賛同が集まっていること、一人ひとりの意識がこのような問題の解決に向いていることを示す機会にも繋がっています
この挑戦を通してたくさんの方々のご賛同を募ることで、一人ひとりが「飼い主がいない猫たちの動物福祉」を意識しているということを、広く訴えかけていきたいと思っています。
■概要
店舗名:譲渡型保護猫カフェ「ちよだニャンとなるcafé 神田神保町」
住所 :東京都千代田区神田神保町2丁目38-10 多幸ビル4階
OPEN予定日:2022年1月22日
出典:valuepress