国際

Nvidia、ベトナムとの協力を拡大し、AI開発を支援

米チップメーカーのNvidiaの最高経営責任者(CEO)は、同社はベトナムのトップテック企業とのパートナーシップを拡大し、人工知能(AI)やデジタルインフラの開発に必要な人材の育成を支援すると月曜日に述べた。

Nvidiaはすでにベトナムに2億5000万ドルを投資しており、クラウド、自動車、医療産業でAIを展開するために、主要なテック企業と提携している。1これは、9月にワシントンがベトナムとの外交関係を強化した際に、ホワイトハウスが公表した文書に記載されている。

「ベトナムはすでに私たちのパートナーであり、ここに何百万人もの顧客がいます」と、ハノイで初めて同国を訪問したNvidiaのCEOジェンセン・ファン氏はイベントで語った。「ベトナムとNvidiaは関係を深めていきます。ベトナムのテレコム大手ベトテル、IT大手FPT、総合企業グループのビングループ、ゲーム大手VNGが、Nvidiaがパートナーシップを拡大したいと考えている企業です」とファン氏は付け加えた。また、NvidiaはベトナムのAIトレーニングとインフラに支援を提供するとも述べた。

ロイター通信は先週、Nvidiaが月曜日の会合で、ベトナムのテック企業や当局と半導体に関する協力案を話し合う予定であると報じた。

ファン氏の訪問は、米中間の貿易摩擦が半導体産業でベトナムにチャンスをもたらす中、ベトナムがチップの設計や製造に進出しようとしている時期に合わせて行われた。

月曜日のイベントで、ベトナムの投資相グエン・チ・ズン氏は、同国が半導体やAI産業への投資プロジェクトを誘致するためのメカニズムやインセンティブを準備していると述べた。

ズン氏はまた、ファン氏が日曜日にベトナムの首相ファム・ミン・チン氏と会談した際に、ベトナムに拠点を設けることを提案したことに対し、Nvidiaに同国での研究開発施設の設置を検討するよう求めた。

Photo Source: NVIDIA Newsroom

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