国際

ハイチへの渡航警告

外務省は、ハイチ全土の危険情報をレベル4に引き上げました。

ハイチでは、長引く政情不安に加えて、首都圏や主要都市においてデモやストライキが断続的に発生し、武装集団(ギャング)による誘拐等の犯罪行為が頻発しています。2022年9月12日以降、投石・略奪などの暴力を伴う道路封鎖・デモなどの抗議活動が全国規模で発生しており、治安・社会情勢がより不安定になっています。

また、武装集団(ギャング)が石油ターミナルを封鎖し、石油製品の国内流通を妨害していることから、深刻な燃料不足に直面しており、水の供給を含む生活インフラの麻痺・機能停止が懸念されています。

このため、ハイチ全土を危険レベル4(退避勧告)へ引き上げます。既に滞在されている方は直ちに退避してください。ハイチへの渡航はどのような目的であれ止めてください。

絶え間ない一連の危機により、脆弱なハイチ人は食料、燃料、市場、仕事、公共サービスへのアクセスが得られず、国を行き詰まらせている絶望のサイクルに陥っていると、国連食糧農業機関 (FAO) は警告しています。 そして国連世界食糧計画(WFP)。

最新の分析によると、記録的な 470 万人が現在深刻な飢餓に直面しており、シテ ソレイユでは 3 年間で食糧不安が懸念されるほど高まっています。 現在、人口の 65 パーセント、特に最も貧しく最も脆弱な人々が深刻な食糧不安に陥っており、そのうちの 5 パーセントは緊急に人道支援を必要としています。

シテ・ソレイユで暴力が激化し、武装グループがこの地域の支配権をめぐって争い、住民は仕事、市場、健康および栄養サービスへのアクセスを失いました。 多くの人が逃げたり、家に隠れたりすることを余儀なくされています。

Photo credit: United Nations Photo, flickr

出典:外務省ホームページ https://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/press4_009493.html; FAO-WFP NEWS RELEASE

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