国際

日米韓 北朝鮮からの脅威に対抗するために手を組む

ソン・キム米国北朝鮮担当特別代表及び金健(キム・ゴン)韓国外交部朝鮮半島平和交渉本部長による林大臣表敬及び森外務次官との意見交換。

9月7日、林芳正外務大臣は訪日中のソン・キム米国北朝鮮担当特別代表及び金健(キム・ゴン)韓国外交部朝鮮半島平和交渉本部長による表敬を受けました。林大臣は、両者と船越アジア大洋州局長との間の緊密な連携を評価すると述べ、引き続き日米韓連携を強化していくことを確認しました。

上記1に先立ち、同日、森健良外務事務次官はキム特別代表及び金本部長との間でそれぞれ意見交換を行いました。森外務次官との意見交換においては、最近の北朝鮮の核・ミサイル開発の動向も念頭に、国連安保理決議に従った北朝鮮の完全な非核化の実現に向け、引き続き、日米、日韓、日米韓で緊密に連携していくことを確認しました。

午後2時から約110分間、東京において、北朝鮮に関する日米韓協議が実施されました。同協議には、船越健裕アジア大洋州局長、ソン・キム米国北朝鮮担当特別代表及び金健(キム・ゴン)韓国外交部朝鮮半島平和交渉本部長が出席しました。また、船越局長は、キム特別代表及び金本部長との間で、それぞれ意見交換を行いました。

  1. これらの機会を通じて、三者は、北朝鮮の核・ミサイル活動について深刻な懸念を共有した上で、最近の北朝鮮情勢について意見交換を行いました。
  2. また、三者は、昨今の日米韓連携の進展を歓迎しつつ、最近の北朝鮮の核・ミサイル開発の動向も念頭に、今後の方針を綿密にすり合わせ、国連安保理決議に従った北朝鮮の完全な非核化の実現に向け、地域の抑止力強化、安保理決議の完全な履行、外交的な取組といった観点から、引き続き、日米、日韓、日米韓で緊密に連携していくことで一致しました。
  3. 船越局長から、キム特別代表及び金本部長に対して、拉致問題について、引き続きの理解と協力を求め、支持を得ました。

出典:外務省ホームページ URL1, URL2

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