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世界遺産推薦中の「北海道・北東北の縄文遺跡群」に関する国際記念物遺跡会議からの評価結果及び勧告

5月26日(現地時間同日)、ユネスコ世界遺産センターを経由して、我が国政府が、世界遺産一覧表への登録のため推薦を行っている「北海道・北東北の縄文遺跡群」(文化遺産)について、世界遺産委員会の諮問機関である国際記念物遺跡会議 (ICOMOS)による評価結果及び勧告が、以下のとおり、我が国政府に通知されました。なお、世界遺産一覧表への記載可否は、この勧告を踏まえ、第44回世界遺産委員会拡大会合(本年7月16日から7月31日まで、オンライン開催)において決定されることとなっています。

諮問機関による評価結果及び勧告
「北海道・北東北の縄文遺跡群」については、ICOMOSの評価結果が示され、「記載」が適当との勧告がなされました。

(参考1)世界遺産委員会

 世界遺産委員会は世界遺産条約に基づき設置された21か国から構成される政府間委員会で、「世界遺産一覧表」への登録に係る審議等、条約履行にかかる重要な決定を行っている。
 事務局は、ユネスコ世界遺産センター。(参考2)ICOMOSによる評価結果の区分

  • (1)記載:世界遺産一覧表に記載(登録)するもの。
  • (2)情報照会:追加情報の提出を求めた上で次回以降に再審議するもの。
  • (3)記載延期:より綿密な調査や推薦書の本質的な改定が必要なもの。推薦書を再提出した後、約1年半をかけて再度ICOMOSの審査を受ける必要があるもの。
  • (4)不記載:記載にふさわしくないもの。(世界遺産委員会で不記載決議となった場合、原則として再推薦は不可。)

テキスト出典:外務省ホームページ (URL) CC4.0
注目の画像ソース:Takuan via Wikimedia, CC BY-SA 3.0 Unported

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