フラッグシップモデルが進化!Garmin『fēnix 7 Pro/ epix Pro』新製品説明会


アメリカ発GPS 機器のパイオニア、ガーミンジャパン株式会社は、フラッグシップモデルの最新機種『fēnix 7 Pro』『epix Pro』を2023年6月8日(木)に発売した。これに先立ち、6月6日(火)、赤坂インターシティコンファレンスにて、プレス関係者向けに新製品説明会を開催した。

■ソーラーバッテリーを搭載した『fēnix 7 Pro』、直射日光下でも見やすAMOLEDを採用した『epix Pro』
製品説明会は、ガーミンジャパン株式会社 プロダクト・マーケティング 西川 潤氏の挨拶からはじまった。
GARMIN(ガーミン)は1989年に設立され、米国に本社を構える。社名は、創業者であるGary Burrell氏、Min Kao氏の名前を組み合わせたものだ。およそ30年前に航空業界にて最先端のGPSナビゲーション製品をリリースして以来、航空、海洋、自動車、アウトドア、フィットネス市場におけるトップブランドとして、その名を知られている。

航空業界では、アナログの計器類で構成されていたコックピットを、現在のようなデジタルなフライトデッキにした。GARMINのフライトデッキは現在、エンブラエルPhenom 300やホンダジェットなどに搭載されている。
海洋業界では、従来の魚群探知機に改良を加え、魚群を認識しやすくした。
自動車業界では、GPSナビゲーションやインフォティメントなどのOEMソリューションを提供している。

同社は、このようなBtoBに加え、BtoCビジネスも展開している。それがコンシューマー向けのスマートウォッチだ。
新製品は、マルチスポーツGPSウォッチ『fēnix 7 Pro』と、洗練のスタイルをかなえるアーバンGPSウォッチ『epix Pro』であり、いずれも2023年6月8日(木)より発売を開始した。

ガーミンジャパン株式会社 プロダクト・マーケティング 西川 潤氏

〇マルチスポーツGPSウォッチ『fēnix 7 Pro』
「fenix」シリーズは、Garminのフラッグシップモデルとして、仕事でもスポーツやアウトドアなどプライベートでも妥協しない、常に高みを目指すユーザーのために開発された、マルチスポーツGPSウォッチ。Garminのウォッチシリーズの中で常に最先端のテクノロジーを搭載し、選び抜かれたマテリアルと、ビジネスにもスポーツにもフィットする洗練されたデザインを実現。ビジネスアスリートの365日あらゆるライフシーンをサポートするハイグレードモデルだ。

Garmin『fēnix 7 Pro』シリーズ

新モデルとなる『fēnix 7 Pro』シリーズは、全機種にソーラーバッテリー搭載。スマートウォッチモードで約37日間※1、マルチGNSSモードでも約77時間※2(fenix 7X Pro)の長時間稼働を実現。また、光学式心拍計は第5世代に進化。8つのセンサーと配置し、過酷な環境下での激しいスポーツ中でもより高精度な計測を実現した。さらにランニング、サイクリングにおける上り坂を走る能力をスコア化する「ヒルスコア」、長時間のアクティビティの継続能力を数値化する「持久力スコア」を新たに搭載。より高みを目指すアスリートをサポートする機能も充実しました。スポーツアクティビティはランニング、サイクリング、水泳、ゴルフなどに加え、サッカー、野球、バスケなど球技種目が大幅増加し、60種類以上となった。
※1 ソーラー充電 :1日中着用し、野外の50,000ルクスの条件下で1日3時間置いた場合
※2 ソーラー充電:50,000ルクスの条件下で使用した場合

Garmin『fēnix 7 Pro』シリーズ

〇洗練のスタイルをかなえるアーバンGPSウォッチ『epix Pro』
「epix」シリーズは、洗練されたアーバンなファッション感度を持ち、スマートアイテムも、自身の感性で周りとは違うアイテムを選びたいという方におすすめのアーバンGPSウォッチ。ハイパフォーマンスな機能性と精密なGPS、パワフルなバッテリーに加え、日常の健康・運動管理からゴルフなど多彩なアクティビティをサポートする機能、さらに、オン・オフ、どちらのファッションにも似合うオールラウンダーなデザイン性を追求した、スタイリッシュなシリーズだ。

Garmin『epix Pro』シリーズ

新モデル『epix Pro』は、ファッションウォッチとして、手首に装着した時のシルエットやバランス、フィット感を重視し、42mm、47mm、51mmの3つのサイズを展開する。強度と輝きに優れた美しいサファイアレンズのウォッチフェイスは、ディスプレイは直射日光下でも見やすく美しい発色のAMOLEDを採用。また、ボタン操作との切り替えが自在にできるタッチスクリーンがスマートな操作性を実現している。DLCチタンのカーボングレイベゼルにシックなバンドを合わせ、51mmサイズではレザーバンドモデルも展開。バッテリーはスマートウォッチモードで約31日間稼働(51mm)のロングバッテリーを実現し、多忙な都会のビジネスパーソンの日常を長期間カバーし、海外など長期の出張時でも充電要らずの性能を発揮する。

Garmin『epix Pro』シリーズ

Garmin『fēnix 7 Pro / epix Pro』は、全機種にLEDフラッシュライトを搭載。夜間トレーニング時のポジションライト、万が一のSOS機能など、単なるライトだけでなく、セキュリティ機能を盛り込んだ高機能ライトとなっている。

全機種にLEDフラッシュライトを搭載

ガーミンジャパン株式会社 プロダクト・マーケティング 西川 潤氏が語る!Garmin『fēnix 7 Pro/ epix Pro』の魅力

YouTube:https://youtu.be/NZg6S7_kDR0

■ビジネスパーソンのパフォーマンスのカギは睡眠にあり
第二部では、角谷リョウ氏をゲストに迎え、トークセッションを実施した。同氏は「仕事ができる体作り」をテーマに掲げ、ビジネスマンのパフォーマンス向上に特化した生活習慣改善コーチングを120社、6万5000人以上に提供してきたスリープコーチだ。

スリープコーチ 角谷リョウ氏

「ビジネスパーソンのパフォーマンスのカギ」は睡眠にあるとのこと。世界各国の睡眠満足度の調査※3によれば、日本は世界で最も睡眠が満足に取れていないという。働き改革が進んで残業時間は減ったが、睡眠で休養が取れてない人は逆に増えている。
※3 2020年 フィリップス社 世界13ヵ国 13,000人調査より

ビジネスパーソンが睡眠を改善すべき3つの理由は、下記のとおり。
1. 病気や重大ミスのリスクが激減する
2. チームの士気やエンゲージメントが向上する
3. メンタルダウンを防げる

また、下記の理由により、1年の中で最も睡眠の質が下がるのが6月であるとのこと。
1. 最も気圧が下がる時期だから
2. 最も湿度が上がる時期だから
3. 6月はほとんどの人がクーラーを使わないから

角谷氏によれば、睡眠改善はほとんどの人が成功しないという。最大の理由は数値化しにくいからだ。
睡眠の正式な計測は病院で実施する必要があり、大掛かりであるうえに料金も高い。また、スマートフォンの睡眠計測は占いレベルであるという。そうしたスマートフォンと比べると、Garminのスマートウォッチはをかなり正確に数値化できる。

睡眠データを使って改善する時のポイントは、下記の3つだ。
1. 「深い睡眠」の時間を確保する
2. 覚醒の回数(時間)を減らす
3. 睡眠スコアを上げる

睡眠スコアの目安としては、下記のとおり。
60点以下 :かなり悪い
60点台前半:悪い
60点台後半:少し悪い
70点台前半:普通
70点台後半:まあまあ良い
80点以上 :素晴らしい

基本は1日単位で睡眠スコアを確認して、自分の特性・傾向をつかむことが大事だ。
たとえば、金曜日に睡眠スコアが落ちたとき、夕食にワインを1本飲んだことが影響したとわかる。
本質的な改善は「28日単位」で見える化する。どんな状況でも記録することが重要だという。

睡眠は夜頑張ってもあまり効果がなく、日中の活動が睡眠を作るとのこと。睡眠不調のほとんどの人が睡眠圧が低い状態にある。歩数を増やすだけでも劇的に睡眠は改善するが、最高の睡眠には「歩く」+「トレーニング」だ。

角谷氏は本日のまとめとして、下記の3つをあげた。
1. 6月は最もパフォーマンスが下がる
2. 睡眠は可視化しないと改善しない
3. パフォーマンスも睡眠も常に継続してログすることがパフォーマンスアップの近道

パフォーマンスは数値化しづらいが、身体の“電池残量”がわかるGaminオリジナルのエネルギーモニタリング機能「BODY BATTERY」を活用すれば、数値化することができる。結果的に仕事で強い負荷をかけつつ仕事時間以外も充実させることができ、睡眠改善にも繋がるわけだ。

■Garmin Japan

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