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Apple Watchで社員の健康とコミュニケーションを促進! 法人向けウェルネスサポートサービス「Wellness Aile」発表会 – Net24新聞


Apple Watchで社員の健康とコミュニケーションを促進! 法人向けウェルネスサポートサービス「Wellness Aile」発表会 – Net24新聞


左から医学博士 木村雄弘氏、アツラエ 取締役 有海哲也氏、武井 壮氏、アツラエ 代表取締役社長 坂倉 猛氏、一級建築士 岩瀬功樹氏
株式会社アツラエは、Apple Watchのヘルスケアデータで従業員の健康管理を行う法人向けのウェルネスサポートサービス「Wellness Aile(ウェルネスエール)」の提供を2022年8月1日より開始する。サービスの開始に先立ち、7月7日に報道関係者向け発表会を開催した。当日は、公式アンバサダーとして百獣の王武井壮さんが応援に駆け付け、「ウェルネス」についてのトークセッションを実施した。

■社員コミュニケーションや健康経営などを解決
発表会は、株式会社アツラエ 代表取締役社長 坂倉 猛氏による挨拶から始まった。

近年、働き⽅改⾰の推進やニューノーマルの多様化する働き⽅によって、「ウェルネス」というワードが注⽬されている。“輝くように⽣き⽣きしている状態”として、健康を⾝体の側⾯だけでなくより広義に総合的に捉えた概念だ。そのような背景から、企業側も従業員が⼼⾝ともに健康的に働けるような環境を整備することで、企業の⽣産性を⾼めていくという経営⼿法「健康経営」の重要度が⾼まっている。リモートワークが加速したことでリアルなコミュニケーションが希薄になったことから、オンラインで取り組むことができる「健康経営」に各社が積極的に取り組んでいる。

今回、ローンチする『Wellness Aile』は、社員ひとりひとりの活動量が集約しアプリ内のキャラクターが変化するゲーミフィケーション要素をもたせることで、楽しみながら企業の健康管理ができるよう企画・開発されたサービスだ。

アツラエ 代表取締役社長 坂倉 猛氏は、
『これまで蓄積したノウハウを集結し、事業経営に役立つものが作れないか、という想いのもと作られたのが、本日お話しさせていただくWellness Aileでございます。Wellness Aileのコンセプトは、健康管理をするということだけではなく、社員一人一人が、自ら率先して運動をしようと促進する機能を盛り込んだサービスとなっております。健康経営や社員コミュニケーションは、皆さまも課題としているところだと思います。それらを解決するためのデバイスとして、アプリとしてお役に立てていただければと考えております。』と、Wellness Aileへの想いを語った。

Wellness Aileへの想いを語る、アツラエ 代表取締役社長 坂倉 猛氏

■日々楽しみながら自然と健康に向き合う機会を創出
引き続き、Wellness Aile開発責任者のアツラエ 取締役 有海哲也氏が登壇し、「Wellness Aile」を説明した。

アツラエ 取締役 有海哲也氏は、
『Wellness Aileは、“健康経営にもっと「ワクワク」を。”をコンセプトにしたサービスです。我々は常に健康を考え、改善し続けることが必要です。それはなかなか困難なことです。そこで我々はエールを送り、励まし、称えあう仲間とチームを組み、日々楽しみながら自然と健康に向き合う機会を創出する、そんなデザインを創出しました』と、開発の経緯を説明した。

「Wellness Aile」を説明する、アツラエ 取締役 有海哲也氏

「Wellness Aile」は、Apple Watchから取得するヘルスケアデータにより従業員の健康管理を行うことができる法人向けウェルネスサポートサービスだ。

「Wellness Aile」は、従業員が楽しく「続ける」ことに徹底的にこだわっている。

・チームで育てるキャラクター
まずは社内でチームを組んで各自が目標を決める。チームメンバーの目標達成度によって、炎をモチーフにしたオリジナルキャラクター「バーネス」が進化していく。バーネスの進化でメンバーのアクティブさを可視化することで、チームのモチベーションアップにつなげる。

・チームで頑張り、ご褒美のインセンティブをゲット
社員個人やチームで目標をクリアすると、「Wellness Aile」オリジナルのコインを獲得できる。貯めたコインは参加しているメンバーへシェアすることもできる。チームのモチベーションを日々高め、メンバー間のコミュニケーションを活性化することができる。貯めたコインは、企業ごとに自由にコーポレートインセンティブ(食品の購入やスポーツジムの費用補助など)として設定することもできる。

・医師監修による健康チャート
「Wellness Aile」では、日々、健康データが蓄積されていく。データは、毎週分析され、「健康チャート」と「ひとことコメント」としてユーザーにフィードバックされる。

このほか、「Wellness Aile」の「従業員を見守る、充実した管理機能」として、管理画面でアプリ起動数をはじめ、従業員個々の活動量(MOVE、EXERCISE、STAND)やヘルスケアデータの閲覧、管理部門から全社一斉または特定の従業員へ個別にコメントの送信ができる機能を備える。取得されるデータはエクスポート可能で企業独自に分析できるので、経年変化を捉えウェルネス経営に役立つ細かなデータを取得できる。

サービスは、100ユーザーパック¥40,000/月で提供される。また提供開始に先立ち、パブリックβ版の利用ユーザーとして限定5社を2022年7月7日から公式サイトより募集する。

■Apple Watchで気軽に健康管理できる
「Wellness Aile」のアドバイザーで医学博士の木村雄弘氏は、医師の立場から「Wellness Aile」の有用性を語った。

「Wellness Aile」を利用すれば、Apple Watchが常に脈拍を取り続けてくれるので、心臓病の治療に使える可能性がある。医療とITの組み合わせにより、心臓病の早期発見や術後の管理がより効率的になるとの考えだ。

木村雄弘氏は、
『動脈硬化が進むと脳梗塞を引き起こしたり、心筋梗塞などは、ひとたび起こしてしまえば生涯後遺症を残すような病気になるため、病気になる前に防ぐことが大事です。そこで威力を発揮するのがApple Watchのリングですね。赤いリングが一周するというのはだれにとってもわかりやすい。これが毎日一周するだけ運動してくださいといえば、習慣性や継続性につながります。しかもこのリングは、その人個々人にとって最適な量に調節して、無理なく継続できます。』と、「Wellness Aile」とApple Watchとの相性の良さについて語った。

「Wellness Aile」とApple Watchとの相性の良さについて語る、医学博士の木村雄弘氏

■日本で初めて「Wellness Aile」を導入する「株式会社 梓設計」
株式会社 梓設計では、全社でApple Watchを導入している。健康経営導入優良企業として表彰されたこともある同社は、日本で初めて労働組合で「Wellness Aile」を導入し、今後は全社での導入を目指す。

岩瀬功樹氏は、
『我々の業界では「デザイン思考」が大事にされているのですが、同じような感覚で「ウェルネス思考」というものができたら、面白いと考えております。それは単なる健康経営ではなく、ウェルネスからはじまる新しい働き方、ワクワクする居場所のデザインを考えていけたらと思っています。もしかしたら自分や誰かの健康が、誰かを元気にするかもしれないと考えております』と、「Wellness Aile」を活用してワクワクしながら働ける環境づくりへの意欲を見せた。

社内へ導入する「Wellness Aile」について語る、株式会社 梓設計の一級建築士 岩瀬功樹氏

■「百獣の王」武井 壮氏のストイックな日常
トークセッションでは、「Wellness Aile」のアンバサダーに就任した武井 壮氏が登壇した。

武井氏は高校時代から6年間、アスリートとして、気温や湿度、天気や気圧などのデータを1日6回、ノートに書きとめ、自らのコンディションを見極めていたことを披露。「自分のコンディションを知るために、自分のデータをとることに勝るものはない」という信念のもと、自らの健康状態への意識を高めていたことを披露した。今でも深夜12時を超えると、毎日1時間のフィジカルトレーニングと、もう1時間は何かのスポーツの技術練習をするという。

武井 壮氏はサービスについて、
『めちゃくちゃ便利ですね。ぼくらのようなハイパフォーマンスをするアスリートにも役立つことが多いし、日常生活で元気になれるとか、今日は何かしっくりこないなという日にも自分をコントロールすることが可能だと思います。トレーニングの作業自体は正直しんどいことが多いけれど、ワクワクするのは、データによって自分の成長がわかるということ。ぜひ、成長を手にしてほしいです。』と、「Wellness Aile」への想いを熱く語った。

七夕に開催された発表会にちなんで、笹が用意された。開発責任者の有海氏は「健康寿命の長〜い国へ」と、武井氏は「自分史上最高」と短冊に願いを託した。

■Apple Watchの計測データを有効活用
発表会場のデモンストレーションでは、「Wellness Aile」で利用するApple Watchの計測データについて、具体的な内容が明かされた。

現在、下記のデータが計測できる。
・ムーブ、エクササイズ、スタンド(平均)
・ムーブ(合計)
・エクササイズ(合計)
・スタンド(分)(合計)
・心拍数(平均)
・血中酸素濃度(平均)
・歩数(合計)
・ウォーキング・ランニングの距離(合計)
・登った階数(合計)
・高血圧(平均)
・低血圧(平均)
・体重(平均)
今後、計測できる対象を増やす予定。

健康経営は、従業員が心身ともに健康的に働けるような環境を整備し、生産性を高めていくものだ。「Wellness Aile」を利用すれば、仲間とチームを組み、日々楽しみながら健康と向き合える。社員一人一人が自ら率先して体を動かす機会をつくれることから、健康経営の意識が高い企業には、「Wellness Aile」は魅力的なサービスと言えそうだ。
テクニカルライター 坂本知枝美

■「Wellness Aile」公式サイト

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出典: IT ライフハック

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