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China Lesso Groupの太陽光発電事業の参入に伴い、 太陽光発電設計の協業体制強化のため、 合弁会社「班皓艾博科新能源設計(深セン)有限公司」を設立 – Net24

株式会社エプコ(本社:東京都墨田区、代表取締役グループCEO:岩崎 辰之、証券コード:2311)は、China Lesso Group(2128.HK、以下、LESSO)傘下の聯塑班皓光伏新能源発展有限公司とともに、新合弁会社「班皓艾博科新能源設計(深セン)有限公司」(略称:バンハオエプコ)を設立し、2023年1月11日より営業開始しました。当該会社を通じて中国国内における太陽光発電事業に関する客先提案書や申請図、施工図等の作成・作図業務を行ってまいります。

中国聯塑集団控股有限公司 本社

中国聯塑集団控股有限公司

(提供)班皓艾博科新能源設計(深セン)有限公司

■中国太陽光発電市場の概況

近年、中国は、世界の太陽光発電市場における主要な推進国の1つであり、世界最大の需要国であると同時に、世界最大の太陽光発電サプライチェーン集積地でもあります。国際再生可能エネルギー機関(IRENA)によると、世界全体の太陽光発電設備容量は843GW、うち中国は306GWと世界の約3分の1を占めるとされており、その市場規模は日本の約4.1倍におよびます。

さらに、中国政府が発表した第14次5か年計画において、再生可能エネルギー発電量の増加量が社会全体の電力消費量の増加量に占める割合を50%以上にし、風力・太陽光発電量を倍増させる目標が定められています。

(GW)

図表1 太陽光発電の総容量

出典:IRENA 「RENEWABLE CAPACITY STATISTICS 2022」

■エプコとLESSOの協業体制の強化の背景

エプコと、中国の建築資材の製造・販売企業である配管材料最大手のLESSOは、中国市場における設備工業化システムの普及を目的とした合弁会社(広東聯塑艾博科住宅設備設計服務有限公司)を2011年に設立して以来、緊密で良好な関係を構築してまいりました。

近年、LESSOは中国全土に広がる販売代理店ネットワーク及び建築資材に関する大規模な生産体制の構築能力を活かして、中国市場にて太陽光発電事業に新規参入することで新しい事業の柱とする方針を打ち出しております。

そこで、日本市場において太陽光発電システムの設計やシステム開発、工事施工に関するノウハウを有する当社に対して、中国の太陽光発電事業における協業関係を強化したいとの要請があり、当社グループとLESSOで合弁会社を設立することで、両社の強みを活かした太陽光発電設計の協業体制を構築することで合意、2023年1月11日より営業を開始しています。

エプコ・LESSOの協業体制

(※)中国500強企業とは、米フォーチュン誌が公表する売上高上位500社の中国企業であり、LESSOは375位です。(2022年実績)

■設立される合弁会社について

当社100%出資連結子会社であるEPCO(HK)LIMITED(エプコ香港)の100%出資連結子会社である艾博科建築設備設計(深セン)有限公司(以下「エプコ深セン」という)の持分の一部をChina Lesso Group傘下の聯塑班皓光伏新能源発展有限公司に譲渡することで、エプコ深センを当社グループとLESSOの新合弁会社「班皓艾博科新能源設計(深セン)有限公司」(略称:バンハオエプコ)とします。

本協業に伴い、2023年1月よりLESSO傘下の聯塑班皓光伏新能源発展有限公司からバンハオエプコに対して太陽光発電事業に関する客先提案書や申請図、施工図等の作成・作図業務の発注が開始されています。

当社グループといたしましては、再生可能エネルギー(太陽光発電)の普及は日本のみならず世界的な潮流である中、日本市場は東京電力エナジーパートナー株式会社との合弁会社であるTEPCOホームテック株式会社を中心に業績拡大を図り、中国市場はLESSOとの協業により業績拡大を図る方針です。本協業は、中国市場における太陽光発電事業拡大の重要な足掛かりとして捉えております。

■会社概要

社名       :班皓艾博科新能源設計(深セン)有限公司

所在地      :中華人民共和国広東省深セン市宝安区新安街道興東社区69区

          中糧創芯研究開発センター1棟 1201-1212

代表者の役職・氏名:董事長 岩崎 辰之

出資比率     :聯塑班皓光伏新能源発展有限公司 50%

          EPCO(HK)LIMITED 50%

従業員数     :80名(うち、日本からの駐在員3名)

事業内容     :太陽光発電の設計業務、建築設備設計・積算業務の受託

資本金の額    :450万元

営業開始日    :2023年1月11日

■China Lesso Groupについて

China Lesso Group Holdings Limited(証券名:China Lesso Group Holdings Ltd.、証券コード:02128.HK)は、中国における配管および建材業界における最大手企業グループであり、中国500強企業の中で375位にランクインしています。

China Lessoの事業領域は、プラスチック配管、建材と住宅改善、環境保護、サプライチェーン サービス プラットフォーム、太陽光発電の新エネルギー部門にまたがっています。

中国および海外の18の省にまたがる37箇所の生産拠点を持ち、販売1次代理店は約2,000社、2・3次代理店まで含めると30,000社の代理店網を構築し市場の拡大に取り組んでいます。

LESSO太陽光パネル向上

■株式会社エプコについて

エプコグループは「CARBON NEUTRALITY」を目指す「HCDs(Housing Carbon Neutrality Digital Solutions)」をパーパスに掲げ、「脱炭素×建築DX」をテーマとした3つの事業(BIM・CRM・電化サービス)を通して、住まい・暮らし・地球環境をデジタル技術で支えます。

現在、エプコでは住宅分野においては「設計サービス」「メンテナンスサービス」「省エネサービス」を手掛けており、東京、沖縄、金沢、中国(香港、深セン、吉林)に拠点を構えています。

また、東京電力エナジーパートナー株式会社と設立した「TEPCOホームテック株式会社」、三井物産株式会社と設立した「MEDX株式会社」の2社をパートナー企業と位置づけ、エプコグループとパートナー企業との相乗効果を目指したパートナーシップ経営を推し進めております。

「脱炭素×建築DX」により、あらゆるステークホルダーの皆さまの期待に応え、社会課題の解決に取り組んでまいります。

名称 : 株式会社エプコ(東証プライム2311)

所在地: 東京都墨田区太平4-1-3 オリナスタワー12階

URL  : https://www.epco.co.jp/

株式会社エプコ



出典:@Press 「社会・政治・経済(国際)」のプレスリリース。
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